埃及マカリイ全書
目次
編集・
・ 聖マカリイの著書 / 26p
・ 講話
- 第一講話 預言者イエゼキリが
録 せる現象の譬 解 。 / 31p
- 第二講話
暗国 、即 罪の国の事、及び神は独り我等より罪を除きて、我等を悪王 の奴隷たるより救 ひ得 る事。 / 44p
- 第三講話
兄弟 は正直 と和平 とにより互 に誠実を以 て生存して内部の思念と戦ふべし。 / 49p
- 第四講話 「ハリステアニン」たる者は神と天使等より天の
頌讃 をうけんとせば謹慎 と勤勉 とを以 て此 世 を進行 せざるべからず。 / 54p
- 第五講話 「ハリステアニン」と
此 世 の人々との間の差異は大 なり一 は世 の神 を己 れに有 し、心に於 ても智に於 ても地上の械繋 に縛 らるれど、一 は天 父 の愛 を希 ひ、独 り彼を以 て其 悉 くの願望の所帰 と為 す。 / 77p
- 第六講話 神に
悦 ばれんと欲 する者は平安、沈黙、温柔及び睿 智 を以 て祈祷を行ふべし、高声 に祈祷して衆人の誘惑とならざらん為なり。此 の講話には二問題を籠 む、即 宝 座 と栄冠 は物質的製造なるか、イズライリの十二位とは如何 なるものなるかとの二問題是なり。 / 101p
- 第七講話 ハリストス人に寛容なる事。此講話にも
若干 の問答を含む。 / 107p
- 第八講話 「ハリステアニン」は祈祷を行ふ時如何なるべきか、完全の程度、
即 「ハリステアニン」は完全なる程度に達し得べきか。 / 112p
- 第九講話 神の約束と預言とは種々の試練と誘惑の時に応験する事及び独一の神に服従する者は悪者の誘惑より救はるる事。/117p
- 第十講話 神の恩籠の
賜 は謙遜と熱心とを以 て守られて増殖すべく、高慢と怠惰とにより失 はるべし。 / 126p
- 第十一講話
聖神 の力 は人心 に於 て火に似たる事、また心に生ずる思念を区別するが為に必要を有する者の事、モイセイが樹頭 に釘 してハリストスの象 となせる死蛇 の事。此講話には二 の問答を含む一 はハリストスと悪なるサタナとの問答にして、一 は罪人とサタナとの問答なり。 / 130p
- 第十二講話 アダムが
神誡 を犯 しゝ以前の情況、及び其後 彼は自己の形像 をも天に属する形像 をもうしなひし事。此講話には最 も有益なる問答若干 を含有す。 / 142p
- 第十三講話 神は「ハリステアニン」よりいかなる結果を要求するか。 / 156p
- 第十四講話
思 と智 とを神にささぐる者は心の目を照 されんとの望 と、神が此 の如 き者等を聖徳と大なる清潔とにより機密に進ましめて、これに其 恩寵を分与し給はんことの望みにより此 を為 す事、又或る天の幸福をうけんを願ふ所の我等は何 を為 さんを要する事、終 に使徒及び予言者等は窓に入る太陽の光線に似たる事。且 此講話はサタナの地と天使の地の如何なるものなるかを教ふ、即 二者は触 るる能 はざるもの、又見るべからざるものなることを教ふるなり。 / 157p
- 第十五講話 此講話にはいかんせば霊魂が成聖と
無玷 と清潔とを以 て其 新郎の前に即 イイススハリストスの前に居るべきかといふに関する詳細なる教旨を包含す、また或る最 教訓となるべき若干の問題を含有す、例 へば復活に於 て尽 くの肢体は起 るかといふに関する問題、及び他の多くの問題、即 悪の事、恩寵の事、自由なる任意の事及び人間の価値に関する問題是なり。 / 163p
- 第十六講話
神 に属する人々も原罪より流 るる試 惑 と患難 とに属 する事。 / 203p
- 第十七講話 「ハリステアニン」の
霊神的 傅膏 と光栄の事、ハリストスなくんば救 はれて永生 に与 かる者となる能 はざる事。 / 214p
- 第十八講話 「ハリステアニン」の宝の事、即種々なる方法をもて「ハリステアニン」を完全に達せしむるハリストスの事、及び聖神の事。 / 225p
- 第十九講話
大 に進歩して成長せんと欲する「ハリステアニン」は己を凡 の善 に強 ふべし、その在るところの罪より救はれて聖神 に満 てられんためなり。 / 233p
- 第二十講話 内部の人の
真 医 たるハリストスは独 り霊魂 を愈 し、恩寵の衣を以 てこれを飾るを得るなり。 / 241p
- 第二十一講話 「ハリステアニン」には
二 様 の戦 あり、即 内部と外部の戦 ありて、外部なる者は世の欝散 より己を遠ざくるにあり、されど内部の戦 は凶悪の諸神を以 て暗 に入 れらるる意 念 と心中に於 て戦 ふにあり。 / 246p
- 第二十二講話 此の生命を去る者の
二 様 の状態。 / 250p
- 第二十三講話 高価なる王の真珠は
王種 より生 れたる者のみ戴 くを得 る如く、天の真珠も神の子にのみ戴 かしむるを得 べし。 / 251p
- 第二十四講話 「ハリステアニン」の状態は売買と
醗酵 に似たるあり、商 賈 は地上の利益を集 むる如く、「ハリステアニン」も此世に散乱したる思念を集めん。また醗酵 はすべての混合物を酸 気 あるものとする如く、罪なる醗酵もアダムの全族に透 る、然 れどもハリストスは天に属する恩寵の醗酵を篤信 なる霊魂に入るるなり。 / 253p
- 第二十五講話 此講話はハリストスを
以 て固められんずんば一人 も悪者 の誘 に勝 ち得 べからざるを教へ、神聖なる光栄を願ふ者の為すべき所を示す、またアダムの破 誡 により肉慾の奴隷に陥りし我等は洗礼の機密を以 て救 はるべきを教へ、終 に涙と神聖なる火の力の大 なるを示す。 / 258p
- 第二十六講話 不死なる霊魂の価値、貴重、能力及び作用の事、彼がサタナに試みられ誘惑より救はるる事。此講話には
最 教訓となるべき若干 の問答を添へたり。 / 267p
- 第二十七講話 此講話は「ハリステアニン」たる人の価値と位置とにつきて
説始 めたる詳細の論説を終 ふるなり、此講話は自由なる望に関して多くの最 有益なることを教へてこれに神聖なる智慧をみちみてる若干 の問題を添ふ。 / 286p
- 第二十八講話 此講話に
於 ては霊魂の不幸を説きあらはしてこれを哭 す、即 罪の故に主が霊魂に居 らざること是なり、また婦 の生 む所の者の中 彼より大 なるものあらずといはれたる授洗 イオアンの事を言ふ。 / 305p
- 第二十九講話 神は人間に恩寵の分配を成すに
二 様 の方法を以 てして、義なる審判において結果を促す。 / 310p
- 第三十講話 霊魂は神の国に入らんには
聖神 によりて生 れざるべからずして、其状態は如何なるか。 / 316p
- 第三十一講話 信者は己の智を変化し
悉 くの思 を神に集中せんを要す、神に対するすべての勤 は実にこれにあり。 / 324p
- 第三十二講話 「ハリステアニン」の光栄は今は
其 霊魂 にあり、されど復活の時には恩寵の量に準じ外にあらはれて身体を表揚せん。 / 329p
- 第三十三講話 不断熱心に神に祈るべし。 / 338p
- 第三十四講話 復活に於て「ハリステアニン」の身体が霊魂と共に照されて受くる所の光栄の事。 / 341p
- 第三十五講話 旧「スボタ」と新「スボタ」の事。 / 344p
- 第三十六講話 霊魂と身体と
二 様 の復活及び復活せし者の光栄の不同なる事。 / 346p
- 第三十七講話 楽園の事及び神的律法の事。 / 348p
- 第三十八講話 真の「ハリステアニン」と真の「ハリステアニン」の如何なるとを試み知らんには我等に多くの注意と
瞭解 とを要す。 / 357p
- 第三十九講話 神が我等に神聖なる書を与へたるは何の為か。 / 361p
- 第四十講話 すべての
徳行 も又すべての悪行 も互 に関連すること環 の鎖 に於 ける如くして、一 は他 に係 る事。 / 362p
- 第四十一講話 恩寵にも又悪習にも
漸々 生長する霊魂 の奥底 は甚 だ深 し。 / 367p
- 第四十二講話 人を完全にみちびき
或 はこれを害 ふ者は外部に属するものにあらずして、内部に属するものなり、即 或 は恩寵の神 なり或 は凶悪の神 なり。 / 369p
- 第四十三講話 「ハリステアニン」たる人の進歩と
其 進歩のすべての力とは心に関係するを種々に描写す。 / 372p
- 第四十四講話 心の
慾 と病 とを療 するハリストスは「ハリステアニン」たる人に如何なる変化革新を成し給ふか。 / 379p
- 第四十五講話 人を
医 すを得 るは或 る芸術にあらず、又此世の富にも非ずして、ただハリストスの来 ること是 なり。此講話に於 ては人と神との最大関係を示す。 / 387p
- 第四十六講話
神 の言 と世 の言 と神の子と此 世 の子との間 の差別。 / 393p
- 第四十七講話
法 下 にありし事の譬 解 。 / 398p
- 第四十八講話 神における完全なる信仰。 / 409p
- 第四十九講話 人もし他の世の福楽に
与 かるを得ずんば此世の快楽を辞する充分の理由あらず。 / 414p
- 第五十講話 神はその諸聖人に
於 て奇 跡 を行 ふ。 / 418p
克肖 なる我等が父埃及 マカリイの書翰 / 423p
・ 説教
出典
編集- 克肖なる神父埃及マカリイ全書 国立国会図書館 デジタルコレクション
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