ページスキャン
Wikisourceにおける閲覧、ナビゲーション、およびページスキャン機能について説明します。
Page名前空間におけるページスキャン画像

作業空間

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Wikisourceではページの種類ごとに名前空間を設定しています。たとえば、このページはHelp名前空間です。

ページスキャンに対しては2種類の名前空間を使用しています。それはIndex名前空間とPage名前空間です。これらをまとめて、「作業空間」(Workspace) と呼ぶことがあります。作業空間は、スキャンデータから作品を校正するための裏部屋です。作業が完了した作品を読者が読む場所ではありません(ただしやろうと思えばできます)。作業が終了した作品は、トランスクルージョン英語版)という処理を経てMain名前空間(唯一、Helpのような接尾辞を用いない名前空間)で公開されます。

Index名前空間

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この名前空間には、全作品の目録 (Index) が投稿されます。Indexは、以下のような特徴をもつハイレベルなページです:

  • 作品の個々の全ページへのリンク
  • スキャンファイル(File名前空間にあります)へたどるリンク
  • 作品メタデータに関する簡単な列挙(たとえば題名、作者など)

Indexは、底本のページ番号を表示したり、(可能ならば)目次を複製したりするなどの修正ができます。詳細は、ヘルプ:Indexファイルの基本ガイドヘルプ:Indexページをご覧ください。

全IndexページはCategory:Indexで整列されています。

Indexページの例としては、en:Index:Cinderella (1865).djvuなどがあります。

Page名前空間

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この名前空間は個々のページのスキャンデータを顕示するために使われます。どのページにおいても、スキャン画像の横にテキストデータが表示されます。これによって原文の複写が可能になります。右部のペインの画像をクリックしたりスクロールしたりすることで、ページ画像を拡大できます。

ページスキャン番号はページ名においては、ファイル名のあとのスラッシュによって示されます。たとえば、en:Page:Sketch of Connecticut, Forty Years Since.djvu/27は27ページを表示します。この番号はファイルのページ番号であって、底本(または他の種類の作品)のページ番号ではありません。

左側のテキストは編集モードで修正ができ、編集欄の内容のみがMain名前空間で表示されます。

Page名前空間の例としては、en:Page:Cinderella (1865).djvu/5などがあります。

閲覧

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以下のボタンが、Page名前空間におけるナビゲーションと編集のために出現します。

  前ページ
  次のページ
  ページの目録
  ヘッダーやフッターを編集するためのインターフェイスの表示・非表示を切り替える
  スキャン画像の縮小
  スキャン画像の拡大
  拡大・縮小のリセット

ヘッダーとフッター

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ショートカット:
[{{Fullurl:%5B%5BH%3AHEADER%5D%5D|redirect=no}} H:HEADER]


メインの"body"編集欄の外部にあるテキストやフォーマットがあるかもしれません。メインの編集欄の他に、ヘッダー編集欄とフッター編集欄があり、標準では表示されません。これらの欄にタイプされた文字はすべてPage名前空間でのみ表示されます。Main名前空間にはトランスクルージョンされません。これは、ページ番号など最終版に含まれると文章が読めなくなるような箇所に用いられます。

ヘッダー欄とフッター欄は ボタンをクリックすると現れます。このボタンはテキストボックス上部の「校正ツール」をクリックすると表示されます。もう一度クリックするとヘッダーとフッターが隠れます。

Page名前空間アクセス時に常時ヘッダーとフッターを表示させたいときは、個人設定にオプションがあります。編集タブを選択し、「Page名前空間での編集中にヘッダー/フッター フィールド を表示」オプションを全般設定一覧の中から見つけます。チェックを入れたことを確かめ変更を保存します。このオプションが保存されると、ヘッダーとフッターが標準で現れます;ボタンをクリックすれば表示・非表示を切り替えることができるのは変わりません。

技術的な解説をすると、ヘッダーとフッターは自動的に<noinclude>タグ内に入力され、内容が他のページにトランスクルージョンされなくなります。

この例としては、en:Page:Cinderella (1865).djvu/5ではどのページにも表れる題名とページ番号が隠れています。

Main名前空間

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この名前空間は作業空間の一部ではありません。「Main空間」と呼ばれることもあります。これは校正作業の最終段階です:作業空間で作成したテキストを、読者が検索・アクセス・閲覧する場になります。

テキストは、Page名前空間からMain名前空間へトランスクルージョンされます。ふつう、一章または一節がMain名前空間の1ページにトランスクルージョンされますが、作品全体が1ページにトランスクルージョンされることもあります。ページ最上部の「底本」リンクをクリックすると、Index名前空間へたどれます。

Page名前空間のメイン編集欄のテキストのみmain名前空間にトランスクルージョンされます。ヘッダーとフッターのテキストはトランスクルージョンされません。

この例には、en:Cinderella, or the Little Glass Slipperなどがあります。