- (アリルイヤ)
一 道に玷なくして、主の律法を履み行ふものは福なり。
二 主の啓示を守り、心を盡して彼を尋ぬる者は福なり。
三 彼等は不法を作さずして、主の道を行く。
四 爾は爾の命を固く守らんことを命ぜり。
五 嗚呼願はくは我が道は爾の律を守るに向はん、
六 其時我爾が悉くの誡を視て羞ぢざらん、
七 我爾が義の定を学び、心の直を以て爾を讃榮せん。
八 我爾の律を守らん、我を全く棄つる毋れ。
九 少者は何を以て己の道を潔くせん、爾の言に循ひて己を修むるを以てす。
一〇 我心を盡して爾を尋ぬ、我に爾の誡を避くるを容す毋れ。
一一 我爾の言を我が心に蔵めたり、爾の前に罪を犯さざらん爲なり。
一二 主よ、爾は崇め讃めらる、爾の律を我に訓へ給へ。
一三 我我が口を以て爾が口の悉くの定を傳へたり。
一四 我爾が啓示の道を悦ぶこと諸の貨財を悦ぶが如し。
一五 我爾の誡を考へ、爾の路を仰ぐ。
一六 我爾の律を以て慰となし、爾の言を忘れず。
一七 爾の僕に憐を顕し給へ、然せば我生きて爾の言を守らん。
一八 我が目を啓き給へ、然せば我爾が律法の奇蹟を観ん。
一九 我地に在りて旅客なり、爾の誡を我に隠す毋れ。
二〇 我が霊恒に爾の定を望みて憊れたり。
二一 爾は誇る者、詛はれし者、爾の誡に逆ふ者を抑へたり。
二二 侮と辱とを我より除き給へ、我爾の啓示を守ればなり。
二三 牧伯は坐して我を謀る、惟爾の僕は爾の律を考ふ。
二四 爾の啓示は我の慰なり、爾の律は我の共議者なり。
二五 我が霊塵に投げられたり、爾の言に循ひて我を生かし給へ。
二六 我我が道を陳べしに、爾我に聞けり、爾の律を我に訓へ給へ。
二七 我に爾が命の道を悟らしめ給へ、然せば我爾の奇蹟を考へん。
二八 我が霊は憂に依りて銷ゆ、爾の言に循ひて我を固め給へ。
二九 詭詐の道を我より遠ざけ、爾の律法を我に授け給へ。
三〇 我真実の道を擇び、爾の定を我が前に置けり。
三一 主よ、我爾の啓示を慕へり、我に羞を得しむる毋れ。
三二 爾我が心を廣めん時、我爾が誡の道を趨らん。
三三 主よ、爾が律の道を我に示し給へ、然せば我終に至るまで之に依らん。
三四 我を悟らせ給へ、然せば我爾の律法に遵ひ、心を盡して之を守らん。
三五 我を爾が誡の道に立て給へ、蓋我之を慕へり。
三六 我が心を爾の啓示に傾かしめ給へ、貪に傾かしむる毋れ。
三七 我が目を転じて虚しきことを見ざらしめよ、我を爾の途に生かし給へ。
三八 爾の言を爾の僕に固めよ、彼爾の前に慎めばなり。
三九 我が懼るる侮を除き給へ、爾の定は仁慈なればなり。
四〇 視よ、我爾の命を慕へり、爾の義を以て我を生かし給へ。
四一 主よ、願はくは爾の憐は我に至り、爾の言に循ひて爾の救は我に至らん、
四二 然らば我を侮る者には、我對ふるを得ん、我爾の言を恃めばなり。
四三 我が口より真実の言を全く離す毋れ、我爾の定を恃めばなり、
四四 然らば我常に爾の律法を守りて世世に至らん。
四五 我自由にして行かん、爾の命を求めたればなり。
四六 我諸王の前に爾の啓示を言ひて耻ぢざらん。
四七 我愛する所の爾の誡を以て慰とせん。
四八 我が手を愛する所の爾の誡に伸べて、爾の律を考へん。
四九 爾の僕に賜ひし言を記憶せよ、爾我に之を恃まんことを命ぜしによる。
五〇 爾が言の我を生かすは、斯れ我が患難の時には我の慰なり。
五一 誇る者は大く我を譏れり、然れども我爾の律法を離れざりき。
五二 主よ、我爾が古世よりの定を記憶して自ら慰めたり。
五三 我悪人等が爾の律法を棄つるを見て驚き懼る。
五四 我が旅する處に於て爾の律は我の歌となれり。
五五 主よ、我夜中爾の名を記憶し、爾の律法を守れり。
五六 是れ我が物となれり、我爾の命を守るに縁る。
五七 我謂へり、主よ、爾の言を守るは我の分なり。
五八 我心を盡して爾に祷れり、爾の言に循ひて我を憐み給へ。
五九 我我が道を考へ、我が足を爾の啓示に旋らせり。
六〇 我爾の誡を守ること速にして遅からざりき。
六一 悪人の網我を囲みたれども、我爾の律法を忘れざりき。
六二 我夜半に興きて、爾が義なる定の爲に爾を讃榮せり。
六三 凡そ爾を畏れて爾の命を守る者は、我之と儔たり。
六四 主よ、地は爾の憐に満ちたり、爾の律を我に晦へ給へ。
六五 主よ、爾は已に爾の言に循ひて善を爾の僕に行へり。
六六 我に善き明悟と智慧とを晦へ給へ、我爾の誡を信ずればなり。
六七 我が苦の先に我迷へり、今は爾の言を守る。
六八 主よ、爾は善にして善を行ふ者なり、爾の律を我に誨へ給へ。
六九 誇る者は謊を編みて我を攻む、唯我心を盡して爾の命を守らん。
七〇 彼等の心は肥えたること脂の如し、惟我爾の律法を以て慰となす。
七一 我が爾の律を学ばん爲に苦みしは、我の爲に善なり。
七二 爾が口の律法は我が爲に金銀千々よりも貴し。
- 光榮讃詞
七三 爾の手我を造り、我を設けたり、我に悟らせ給へ、然せば我爾の誡を学ばん。
七四 爾を畏るる者は我を見て、我が爾の言を恃めるを喜ばん。
七五 主よ、我爾が定の義なるを知る、爾義を以て我を罰せり。
七六 願はくは爾の憐は爾の僕に賜ひし言に循ひて我の慰とならん。
七七 願はくは爾の憐は我に至らん、然らば我生きん、蓋爾の律法は我の慰なり。
七八 願はくは誇る者は辱しめられん、蓋彼等故なくして我を攻む、我爾の命を考ふ。
七九 願はくは爾を畏れて爾の啓示を識る者は我に向はん。
八〇 願はくは我が心爾の律に玷なからん、我が羞を得ざらん爲なり。
八一 我が霊爾の救を慕ひて銷ゆ、我爾の言を恃む。
八二 我が目は爾の言を俟ちて銷ゆ、我謂ふ、爾何の時に我を慰めんか。
八三 我は革嚢の烟の中に在るが如し、然れども爾の律を忘れざりき。
八四 爾が僕の日は幾何かある、爾何の時に我を窘逐する者を審判せんか。
八五 誇る者は爾の律法に悖りて、我が爲に阱を掘れり。
八六 爾の誡は皆真実なり、彼等不義を以て我を窘逐す、我を助け給へ。
八七 彼等幾んど我を地に滅せり、然れども我爾の命を棄てざりき。
八八 爾の憐に依りて我を生し給へ、然せば我爾が口の啓示を守らん。
八九 主よ、爾の言は永く天に固められたり、
九〇 爾の真実は世世に在り、爾地を立てしに、地即立つ。
九一 爾の定に循ひて皆立ちて今に至る、蓋皆爾に務むるなり。
九二 若し爾の律法我の慰とならざりしならば、我は我が禍の中に亡びしならん。
九三 我永く爾の命を忘れざらん、爾此を以て我を生せばなり。
九四 我爾に属す、我を救ひ給へ、我爾の命を求めたればなり。
九五 悪人は我を伺ひて滅さんと欲す、惟我爾の啓示を究む。
九六 我凡の完全の限を見たり、惟爾の誡は廣きこと測り難し。
九七 我幾何か爾の律法を愛する、我終日之を考ふ。
九八 爾の誡を以て爾我を我が敵より智ならしめたり、蓋此れ常に我と偕にす。
九九 我の智識は我が都ての教師に逾えたり、我爾の啓示を考ふればなり。
一〇〇 我の多識は老人に勝る、我爾の命を守ればなり。
一〇一 我悉くの悪しき道に我が足を禁ず、爾の言を守らん爲なり。
一〇二 我爾の定を避けず、爾我を訓ふればなり。
一〇三 爾の言は我が喉に幾何か甘き、我が口には蜜よりも甘し。
一〇四 我爾の命を以て諭されたり、故に悉くの詐の道を疾む。
一〇五 爾の言は我が足の燈、我が路の光なり。
一〇六 我爾の義なる定を守らんことを盟へり、即之を成さん。
一〇七 主よ、我痛く迫害せられたり、爾の言に循ひて我を生かし給へ。
一〇八 主よ、我が口の自由なる獻祭を受けんことを悦びて、我に爾の定を誨へ給へ。
一〇九 我が霊は恒に我が手に在り、然れども我爾の律法を忘れず。
一一〇 悪人は我が爲に網を張れり、然れども我爾の命を避けざりき。
一一一 我爾の啓示を永き嗣業として受けたり、蓋此れ我が心の楽なり。
一一二 我我が心を傾け、永く爾の律を行ひて終に迄らん。
一一三 我人の虚説を疾み、惟爾の律法を愛す。
一一四 爾は我の帡幪、我の盾なり、我爾の言を恃む。
一一五 不法の者よ、我を離れよ、我我が神の誡を守らん。
一一六 爾の言に循ひて我を固め給へ、然せば我生きん、我が望に於て我を辱しむる毋れ。
一一七 我を助け給へ、然せば我救を得、恒に爾の律を顧みん。
一一八 凡そ爾の律に離るる者は爾之を仆す、蓋彼等の謀は詭なり。
一一九 凡そ地の悪人は之を銕滓の如くに除く、故に我爾の啓示を愛せり。
一二〇 爾を畏るるに因りて我が肉体慄き、我爾の定を懼る。
一二一 我定と義とを行へり、我を我が窘逐者に付す毋れ。
一二二 爾の僕を護りて善を得しめ給へ、誇る者の我を迫害せざらん爲なり。
一二三 我が目は爾の救と爾が義の言とを望みて消ゆ。
一二四 爾の憐に循ひて爾の僕に行ひ、爾の律を我に誨へ給へ。
一二五 我は爾の僕なり、我に悟らせ給へ、然せば我爾の啓示を識らん。
一二六 主に事を行ふ時至れり、人爾の律法を毀てり。
一二七 唯我爾の誡を愛すること金に愈り純金に愈る。
一二八 我爾が悉くの命を承け認めて、皆之を正しとなし、悉くの詭の途を疾む。
一二九 爾の啓示は奇妙なり、故に我が霊之を守る。
一三〇 爾が言の啓発は光を施し、愚蒙の者を悟らしむ。
一三一 我口を啓きて喘ぐ、爾の誡に渇けばなり。
- 光榮讃詞
一三二 我を顧み、我を憐み、爾の名を愛する者に行ふが如くせよ。
一三三 我が足を爾の言に固め給へ、諸の不法の我を制するを許す毋れ。
一三四 我を人の迫害より救ひ給へ、然せば我爾の命を守らん。
一三五 爾が顔の光にて爾の僕を照し、爾の律を我に誨へ給へ。
一三六 我が目は水の流を注ぐ、人爾の律法を守らざるに縁る。
一三七 主よ、爾は義なり、爾の定は正し。
一三八 爾の命じたる啓示は義なり、全き真実なり。
一三九 我が熱心は我を蝕む、我が敵爾の言を忘れしに縁る。
一四〇 爾の辭は孔清し、爾の僕は之を愛せり。
一四一 我微小にして卑しと雖、爾の命を忘れず。
一四二 爾の義は永遠の義、爾の律法は真実なり。
一四三 悲と憂とは我に及べり、爾の誡は我の慰なり。
一四四 爾が啓示の義は永遠なり、我を悟らせ給へ、然かせば我生きん。
一四五 我心を盡して籲ぶ、主よ、我に聴き給へ、然せば我爾の律を守らん。
一四六 爾を籲ぶ、我を救ひ給へ、然せば我爾の啓示を守らん。
一四七 黎明に先だちて籲び、爾の言を恃む。
一四八 我が目夜更に先だちて寤む、爾の言を究めん爲なり。
一四九 主よ、爾の憐に依りて我が聲を聆き、爾の定に依りて我を生かし給へ。
一五〇 悪を謀る者邇づけり、彼等は爾の律法に遠ざかる。
一五一 主よ、爾は邇し、爾が悉くの誡は真実なり。
一五二 我昔より爾の啓示は、爾之を世世の爲に立てしを知れり。
一五三 我が阨を顧みて我を遁れしめ給へ、蓋我爾の律法を忘れず。
一五四 我が訟を理めて我を護り、爾の言に循ひて我を生し給へ。
一五五 救は悪人に遠し、蓋彼等は爾の律を求めず。
一五六 主よ、爾の恩沢は多し、爾の定に依りて我を生かし給へ。
一五七 我に窘逐者及び敵人は多し、惟我爾の啓示を離れず。
一五八 我悖る者を見て憂ふ、彼等爾の言を守らざればなり。
一五九 視よ、我如何に爾の命を愛する、主よ、爾の憐に依りて我を生かし給へ。
一六〇 爾が言の本は真実なり、凡そ爾が義の定は永遠なり。
一六一 牧伯の故なくして我を窘逐す、惟我が心爾の言を懼る。
一六二 我爾の言を悦ぶこと大なる利益を獲し者の如し。
一六三 我謊を疾みて之を忌み、惟爾の律法を愛す。
一六四 我爾が義の定の爲に日に七次爾を讃榮す。
一六五 爾の律法を愛する者には大なる平安あり、彼等に躓なし。
一六六 主よ、我爾の救を恃み、爾の誡を行ふ。
一六七 我が霊爾の啓示を守り、我孔之を愛す。
一六八 我爾の命と爾の啓示とを守る、蓋我が道は悉く爾の前にあり。
一六九 主よ、願はくは我が籲聲は爾が顔の前に邇づかん、爾の言に循ひて我を悟らせ給へ。
一七〇 願はくは我が祷は爾が顔の前に至らん、爾の言に循ひて我を救ひ給へ。
一七一 爾が我に其律を誨へん時、我が口は讃美を発せん。
一七二 我が舌は爾の言を述べん、蓋爾が悉くの誡は義なり。
一七三 願はくは爾の手は我の助とならん、蓋我爾の命を擇べり。
一七四 主よ、我爾の救に渇く、爾の律法は我の慰なり。
一七五 願はくは我が霊生きて爾を讃榮せん、願はくは爾の定は我を助けん。
一七六 我は亡はれたる羊の如く迷へり、爾の僕を尋ね給へ、蓋我爾の誡を忘れざりき。
- 光榮讃詞