後期エドガー・アラン・ポーの作品/第2巻/幽霊屋敷
幽霊屋敷
編集緑豊かな谷間で
善良な天使が借りた
かつて、美しく荘厳な宮殿が...
輝く宮殿が頭をもたげました。
君主の思想の支配下で...
そこに立っていたのです。
セラフがピニオンを広げたことはない
これほど美しい布の上に
黄色い旗、栄光の旗、黄金の旗。
その屋根の上を浮遊し、流れていく。
(これは-すべて-昔の話です。
大昔のことだ)
そして、あらゆる穏やかな空気が舞う。
その甘い一日に
城壁にそって、梅のような、青ざめた。
翼のような香りが去っていった。
その幸せな谷をさまよう者たち。
二つの光り輝く窓から
音楽的に動く精霊たち。
リュートのよく響く音律に合わせ
玉座を囲んで、そこに座っているのは
(ポルフィロジェン!)
その栄光の姿にふさわしく
王国の支配者が見えた。
真珠とルビーの輝きで
美しい宮殿の扉があった。
そこから、流れてくる、流れてくる、流れてくる。
そして、いつまでも輝き続ける。
こだまの一団は、その甘い義務で
ただ歌うだけだった。
この上なく美しい声で
王の機知と知恵を
しかし、邪悪なものは、悲しみの衣をまとって
君主の高貴な地位を攻撃した。
(ああ、嘆き悲しもう。
寂しく夜明けを迎えることになる。)
そして彼の家の周りにある栄光は
赤らんで咲いていた
おぼろげにしか覚えていない物語
古代の埋葬された
そして旅人は、今、あの谷の中にいる。
赤く塗られた窓から見えるのは
幻想的に動く巨大な形
不協和音の旋律にのせて
おどろおどろしい急流が流れているようでありながら
青白い扉から
おぞましい群れが永遠に駆け出してくる
そして、笑うが、もう笑わない。
訳注
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