国会開会式のおことば (令和時代)

国会開会式のおことば (令和時代)(こっかいかいかいしき の おことば)は、日本の第126代天皇今上天皇(徳仁)が在位中(2019年5月1日 - )の国会開会式において述べた「おことば」である。なお、国会の周年式典におけるおことばも参考掲載している。


第199回(臨時会)

2019年(令和元年)8月1日 国会議事堂参議院議場[1]

本日,第百九十九回国会の開会式に臨み,参議院議員通常選挙による新議員を迎え,全国民を代表する皆さんと一堂に会することは,私の深く喜びとするところであります。
ここに,国会が,国権の最高機関として,当面する内外の諸問題に対処するに当たり,その使命を十分に果たし,国民の信託に応えることを切に希望します。
(同年5月1日,日本国憲法及び天皇の退位等に関する皇室典範特例法の規定に基づき,第125代天皇上皇明仁の退位に伴い皇位継承をし,第126代天皇に即位した。詳細は「明仁から徳仁への皇位継承」参照)

第200回(臨時会)

2019年(令和元年)10月4日 国会議事堂参議院議場[2]

本日、第二百回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第201回(常会)

2020年(令和2年)1月20日 国会議事堂参議院議場[3]

本日、第二百一回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第202回(臨時会)

2020年(令和2年)9月17日 国会議事堂参議院議場[4]

本日、第二百二回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第203回(臨時会)

2020年(令和2年)10月26日 国会議事堂参議院議場[5]

本日、第二百三回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

議会開設130年記念式典

2020年(令和2年)11月29日 国会議事堂参議院議場[6]

議会開設130年記念式典に、皆さんと共に出席することを誠に喜ばしく思います。
我が国の議会は、明治23年大日本帝国憲法の下で開会された第1回帝国議会に始まり、中断されることなく、戦後、日本国憲法により設立された国会に引き継がれて、今日に至っています。
明治大正昭和平成、そして令和と、これまで130年の歳月にわたり、議会が、我が国における議会政治の確立に努め、国の発展と国民生活の安定向上に力を尽くしてきたことに深い感慨を覚えます。
現在、我が国を含む世界各国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による困難な状況に直面しております。その中にあって、国内外の諸情勢に思いを致すとき、国会が、国権の最高機関として、国の繁栄と世界の平和のために果たすべき責務は、ますます重要になってきていると思います。 
ここに、関係する皆さんが、先人の努力をしのぶとともに、決意を新たにして、国民の信頼と期待に応えることを切に希望します。

第204回(常会)

2021年(令和3年)1月18日 国会議事堂参議院議場[7]

本日、第二百四回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第205回(臨時会)

2021年(令和3年)10月8日 国会議事堂参議院議場[8]

本日、第二百五回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第206回(特別会)

2021年(令和3年)11月12日 国会議事堂参議院議場[9]

本日、第二百六回国会の開会式に臨み、衆議院議員総選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第207回(臨時会)

2021年(令和3年)12月6日 国会議事堂参議院議場[10]

本日、第二百七回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第208回(通常会)

2022年(令和4年)1月17日 国会議事堂参議院議場[11]

本日、第二百八回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第209回(臨時会)

2022年(令和4年)8月3日 国会議事堂参議院議場[12]

本日、第二百九回国会の開会式に臨み、参議院議員通常選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第210回(臨時会)

2022年(令和4年)10月3日 国会議事堂参議院議場[13]

本日、第二百十回国会の開会式に臨み、参議院議員通常選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第211回(通常会)

2023年(令和5年)1月23日 国会議事堂参議院議場[14]

本日、第二百十一回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第212回(臨時会)

2023年(令和5年)10月20日 国会議事堂参議院議場[15]

本日、第二百十二回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第213回(通常会)

2024年(令和6年)1月26日 国会議事堂参議院議場[16]

本日、第二百十三回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

脚注

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  1. 第199回国会開会式 - 衆議院
  2. 第200回国会開会式:衆議院
  3. 第201回国会開会式:衆議院
  4. 第202回国会開会式:衆議院
  5. 第203回国会開会式:衆議院
  6. 主な式典におけるおことば(令和2年):天皇陛下のおことば - 宮内庁
  7. 第204回国会開会式:衆議院
  8. 第205回国会開会式:衆議院
  9. 第206回国会開会式:衆議院
  10. 第207回国会開会式:衆議院
  11. 第208回国会開会式:衆議院
  12. 第209回国会開会式:衆議院
  13. 第210回国会開会式:衆議院
  14. 第211回国会開会式:衆議院
  15. 第212回国会開会式:衆議院
  16. 第213回国会開会式:衆議院

関連項目

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