作者索引: は 白居易
(772年(大暦7年) - 846年(会昌6年))
白居易(はく きょい)は、中唐の詩人。字は楽天。号は酔吟先生・香山居士。772年、鄭州新鄭県(現河南省新鄭市)に生まれ、29歳で科挙の進士科に合格した。現存する文集は71巻、詩と文の総数は約3800首と唐代の詩人の中で最多を誇る。平安文学に多大な影響を与え、その中でも閑適・感傷の詩が受け入れられた。菅原道真の漢詩が白居易と比較されたことや、紫式部が上東門院彰子に教授した(『紫式部日記』より)という事実のほか、当時の文学作品においても、『枕草子』に『白氏文集』が登場し、『源氏物語』が白居易の「長恨歌」から影響を受けていることなどからも、当時の貴族社会に広く浸透していたことがうかがえる。— ウィキペディア日本語版白居易」より。
白居易

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