テンプレート:Rbcmnt

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このrbcmntRuBy for Complicated works like translation of Mongγol-un Niuča Tobča'an、つまり「『モンゴル秘史(元朝秘史)』の訳本のようにルビが複雑な作品のためのルビ」の略語です。

2023年時点、主要なWebブラウザはruby実装にバラツキがあり、対応していたとしても漢字などの複雑なルビは小さくて読みにくいのが現状です。わかりやすい例をあげると、Firefox(ver. 110.0)はルビ文字列のクリップボードコピーやルビ文字列のページ内検索ができません。

このテンプレートはそのためにルビを読みやすくすることとWebブラウザ標準機能でルビをページ内検索できることを優先しています。

Webブラウザからクリップボードにコピーできる文字列

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Webブラウザの表示画面から直接クリップボードにコピーした時にルビ情報が失われないよう特殊用途文字[1]のU+FFF9, U+FFFA, U+FFFBとゼロ幅スペースのU+200Bを挿入しています。ゼロ幅スペースのU+200Bは特殊用途文字とルビのアルファベットが一体化してWikisource検索対象になるのを回避するための暫定対処として挿入しています。

多くのWebブラウザではクリップボードにコピーされるプレーンテキストの書式は以下のようになります。

\u{FFF9}\u{200B}本文\u{200B}\u{FFFA}\u{200B}上ルビ\u{200B}\u{FFFA}\u{200B}下ルビ\u{200B}\u{FFFB}

「元朝秘史」と「華夷訳語」で用いられる「調音様式」と「子音のみ発音」の情報が失われないように、モンゴル文字異体字セレクターを該当文字の後ろに挿入しています。「調音様式」の場合はU+180B、「子音のみ発音」の場合はU+180Cです。具体的には、漢字の「舌」や「惕」の後ろに無効なモンゴル文字異体字セレクターが挿入されることになり、Webブラウザはこの異体字セレクターを無視します。 クリップボードにコピーしたプレーンテキストをテキストエディタに張り付けて表示すれば丸い記号らしきものが表示されます。

使用例

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上ルビと下ルビの使用例

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例えば、「羖䍽」に上ルビ「クロヒツジ」と下ルビ「額失格」を振るには、

{{rbcmnt|羖䍽|クロヒツジ|額失格}}

と記入します。出力結果は以下のようになります。

​羖䍽​​クロヒツジ​​額失格​

色とサイズを指定した上ルビと下ルビの使用例

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例えば、「羖䍽」に上ルビ「クロヒツジ」(色=inherit,サイズ=xx-small)と下ルビ「額失格」(色=green,サイズ=x-large)を振るには、

{{rbcmnt|羖䍽|クロヒツジ|額失格|tcolor=inherit|tsize=xx-small|bcolor=green|bsize=x-large}}

と記入します。出力結果は以下のようになります。

​羖䍽​​クロヒツジ​​額失格​


調音様式と子音のみ発音の使用例

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例えば、元朝秘史の始まりに書かれた Mongγol-un Niuča Tobča'an の漢字音訳を表示するには

忙{{rbcmnt|L=中}}豁侖 紐察 脫{{rbcmnt|R=卜}}察安

と記入します。出力結果は以下のようになります。

中᠋豁侖 紐察 脫卜᠌察安

引数

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引数の一覧
引数 指定内容 既定値 説明
1 本文 - そのまま表示
2 上付きルビ - 上付き表示
3 下付きルビ - 下付き表示
L 小書き表示 - 元朝秘史固有書式:直後の文字の発音を変える調音様式[1]
R 小書き表示 - 元朝秘史固有書式:子音のみ発音[2]
tcolor 上ルビの色指定 teal スタイルシートcolorで指定可能な値。ページの既定色を使う場合はinherit
bcolor 下ルビの色指定 olive スタイルシートcolorで指定可能な値。ページの既定色を使う場合はinherit
tsize 上ルビの大きさ smaller スタイルシートfont-sizeで指定可能な値
bsize 下ルビの大きさ smaller スタイルシートfont-sizeで指定可能な値
  1. 「元朝秘史」と「華夷訳語」の独自表記で、「舌」、「中」のいずれかを指定します。
  2. 「元朝秘史」と「華夷訳語」の独自表記で、「卜」、「赤」、「惕」、「黒」、「黑」、「乞」、「克」、「氻」、「泐」、「勒」、「木」、「你」、「思」、「失」、「室」が確認されてます。

カテゴリママ

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カテゴリ ソートキー 説明

関連項目

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