2009年5月25日の北朝鮮の核実験に対するバラク・オバマの大統領声明
ホワイト・ハウス報道官室
緊急発表 2009年5月25日
大統領声明
本日、北朝鮮は核実験を行ったと発表したが、これは国際法に違反する。また、短距離ミサイルの発射も試みたとみられる。これらの行為は、これまでの同国の言動からすれば驚くに足らないが、あらゆる国家にとって重大な懸念である。北朝鮮による核兵器開発の試みと弾道ミサイル計画は、国際的な平和と安全に対する脅威となっている。
国連安保理への公然たる反抗的行為により、北朝鮮は無謀にも、国際社会に真っ向から挑戦している。北朝鮮の振る舞いは、北東アジアの緊張を高めると共に、安定を損なう。かかる挑発行為は、北朝鮮の孤立を深めるだけである。大量破壊兵器とその運搬手段の追求を放棄しない限り、国際社会の容認が得られることはない。
北朝鮮の威嚇行為によって発生した危険に、国際社会が対処するのは当然である。我が国はこれまでも、六者会合における同盟国や協力国に加え、その他の国連安保理理事国と連携してきたが、今後もこれを継続する。
- 底本
- 「北朝鮮に対する大統領声明」 ホワイト・ハウスHP内資料(英語)
- 訳者
- 初版投稿者(利用者:Lombroso)
外部リンク
編集- 「北朝鮮に対する大統領声明」 在日米国大使館HP内資料(日本語)
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