1947年ギリシャ・トルコ援助法への署名に際するハリー・S・トルーマンの大統領声明

1947年5月22日

只今私は、ギリシャトルコに対する米国の援助を承認する法律に署名したが、同法は平和の構築における重要な一歩である。議会両院の圧倒的多数による同法の成立は、合衆国が真摯に平和を希求していることの証明であり、また平和の条件の創出に貢献すべく活発な努力をするつもりであることの証明である。

平和の条件の中でも最たるものは、国家が秩序と独立を維持し経済的に自立するための能力である。これらの条件を維持すべく、2つの国連加盟国から要請された援助を拡大するに際し、合衆国は国連の目的と同じ目的の推進を支援している。その意味で、我々の援助は我々が国連への支持を誓うことの証明であるのみならず、我々が国連を支持するために行動することの証明でもある。

この法案の成立と署名により、我が国のギリシャ大使トルコ大使には、我が国の援助の適用を法に基づき管理する協定の締結交渉を、直ちに始めるよう指示する。我々は、援助の拡大が特定の集団または派閥の利益でなく、ギリシャとトルコの全国民の利益となるようにする所存である。

私は、この重要法案の成立に際し、議会両党の指導者と党員が立派な支持をしてくれたことに感謝の意を表したい。

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翻訳文:
 

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