辯護士法中改正法律 (大正3年法律第40号)

辯護士法中改正法律（べんごしほうちゅうかいせいほうりつ）

• 大正3年4月15日法律第40号
• 施行:大正12年3月1日（高等試験令（大正7年勅令第7号））
• 改正前:辯護士法 (明治33年法律第16号による改正後)
• 改正:本法律→辯護士法 (大正3年法律第40号による改正後)
• 常用漢字表記:'弁護士法中改正法律
• 註: 以下のリストに掲載される漢字はJIS X 0208外の異体字であり、Unicode表のBMP（基本多言語面、0面）が正しく表示できない環境によっては正しく記されない可能性がある。尚U+FA30からU+FA60の文字は、JIS X 0213対応のフォント（IPAフォント等）による記述を行っている。

  • 凡例

    親字 → 異体字 (Unicode番号) ; 異体字の説明。

  • 内 → 內 (U+5167) ; 「人」の部分が「入」となる字形
• 底本：官報第511号 1914年4月15日（国立国会図書館デジタルコレクション:info:ndljp/pid/2952610）。

---

朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル辯護士法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム

御名御璽

大正三年四月十四日

內閣總理大臣伯爵山本権兵衛

司法大臣法學博士奥田義人

法律第四十號

辯護士法中左ノ通改正ス

第二條第二號ヲ左ノ如ク改ム

第二　裁判所構成法第五十八條ノ試驗ニ合格シタルコト

第三條　削除

第四條　左ニ掲クル者ハ試驗ヲ要セスシテ辯護士タルコトヲ得

第一　判事檢事タル資格ヲ有スル者

第二　法律學ヲ修メタル法學博士

附則

本法施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム

本法施行ノ際從前ノ規定ニ依リ辯護士タル資格ヲ有スル者ハ本法施行後ト雖仍其ノ資格ヲ有ス