「故議員小野義夫君、重成格君に対する追悼の辞」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ページの作成:「{{Header |title=高野一夫君の故議員重成格君に対する追悼演説 |year=1956 |notes= {{Wikipedia|重成格}} * 1956年(昭和31年)11月16日、参議...」
 
編集の要約なし
21行目:
 
 今日我が国の国内政局並びに国際政情のますます多事多端、特に議会の円滑なる運営による民主政治の待望せられておりまするときに、同君のごとき多年の経験による識見と、すぐれたる性格の持主であったところの人物が、その器材を国政に反映せしめ得ずして急逝せられましたことは、邦家のためまことに遺憾にたえません。ことに当選後の初の国会でありまするところのこの臨時国会の召集を待たずして、希望の常任委員会にも出席する機会もなく、一回も議席に着かずして急逝せられました同君の不運と不幸に深く思いをはせますれば、万斛の涙なきを得ない次第であります。
 
 ここに各位を代表いたしまして、つつしんで同君の御逝去に対し追悼の辞を申し述べた次第でございます。(拍手)