史蹟名勝天然紀念物指定中改正 (昭和8年樺太庁告示第164号)

史蹟名勝天然紀念物指定中改正（しせきめいしょうてんねんきねんぶつしていちゅうかいせい）

• 法令番号: 昭和8年樺太庁告示第164号
• 告示: 1933年（昭和8年）8月25日
• 全部改正前: 史蹟名勝天然紀念物指定中改正 (昭和7年樺太庁告示第194号)
• 失効: 1952年（昭和27年）4月28日 → 日本国との平和条約第2条(b) → 日本国との平和条約及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約が効力を生じた件
• 異体字表記: 史󠄃蹟名勝󠄃天然紀念物指定中改正
• 註: 本文中の漢字については、原則字体差を基準に選択した。本文中選択されている漢字の中にはデザイン差であると判断される場合もあるが、字体差とデザイン差の基準が必ずしも明確ではないため、デザイン差が判別でき、かつ技術的に表現できるUnicode（IVSを含む。）の範囲内で文字を選択した。デザイン差が判別できない、又は表現できない字形については、Unicodeにおける標準となる字体を選択した。
• 註: 以下のリストに掲載される漢字はJIS X 0208外の異体字であり、Unicode表のBMP（基本多言語面、0面）が正しく表示できない環境によっては正しく記されない可能性がある。尚U+FA30からU+FA60の文字は、JIS X 0213対応のフォント（IPAフォント等）による記述を行っている。

  • 凡例

    親字 → 異体字 (Unicode番号) ; 異体字の説明。

  • 告 → 吿 (U+543F) ; 「靠」の「非」を除いた字形
  • 内 → 內 (U+5167) ; 「人」の部分が「入」となる字形
  • 海 → 海 (U+FA45) ; 「毋」の部分が「母」となる字形
  • 突 → 突 (U+FA55) ; 「大」の部分が「犬」となる字形
• 註: 異体字セレクタに対応したブラウザ及びフォントを利用することで、以下のリストのとおり原文に近い字体を表現することができます。対応していない場合は、基底となる文字がそのまま表示されます。
  • 號 → 號󠄂（U+865F U+E0102）
  • 史 → 史󠄃（U+53F2 U+E0103）
  • 勝 → 勝󠄃（U+52DD U+E0103）
  • 程 → 程󠄃（U+7A0B U+E0103）
  • 通 → 通󠄃（U+901A U+E0103）

⦿樺太廳吿示第百六十四號󠄂

昭和七年八月樺太廳吿示第十二號󠄂（史󠄃蹟名勝󠄃天然紀念物保存規程󠄃第一條ニ依ル指定）左ノ通󠄃改正ス

昭和八年八月二十五日

樺太廳長官 今村 武志

種別

名稱

地域

天然紀念物

白堊系化石

內淵川流域一圓

東知取川流域一圓

チシマキンポウゲ	カラフトセンカサウ
カラフトハタザホ	ホソバコンロンサウ
カラフトビランヂ	シユミツトサウ
カラフトゲンゲ	トドシマゲンゲ
シコタンサウ	エゾウスユキサウ
チシマアサギリサウ	エゾノアヅマギク
チシマキキヤウ	キバナシヤクナゲ
ユキワリコザクラ	チシマリンダウ
エゾノヨツバシホガマ	ウルツプサウ
ヒメヒヤクリカウ	シママルバヤナギ
チシマゼキセウ	リシリカニツリ
タカネヌカポ	ミヤマカウバウ
ハヒビヤクシン	ニホヒシダ
イハキリン	​

海馬島