史蹟名勝天然紀念物指定中改正 (昭和7年樺太庁告示第194号)

史蹟名勝天然紀念物指定中改正（しせきめいしょうてんねんきねんぶつしていちゅうかいせい）

• 法令番号: 昭和7年樺太庁告示第194号
• 告示: 1932年（昭和7年）8月5日
• 全部改正前: 史蹟名勝天然紀念物指定 (昭和6年樺太庁告示第12号)
• 全部改正: 史蹟名勝天然紀念物指定中改正 (昭和8年樺太庁告示第164号)
• 異体字表記: 史󠄃蹟名勝󠄃天然紀念物指定中改正
• 註: 本文中の漢字については、原則字体差を基準に選択した。本文中選択されている漢字の中にはデザイン差であると判断される場合もあるが、字体差とデザイン差の基準が必ずしも明確ではないため、デザイン差が判別でき、かつ技術的に表現できるUnicode（IVSを含む。）の範囲内で文字を選択した。デザイン差が判別できない、又は表現できない字形については、Unicodeにおける標準となる字体を選択した。
• 註: 以下のリストに掲載される漢字はJIS X 0208外の異体字であり、Unicode表のBMP（基本多言語面、0面）が正しく表示できない環境によっては正しく記されない可能性がある。尚U+FA30からU+FA60の文字は、JIS X 0213対応のフォント（IPAフォント等）による記述を行っている。

  • 凡例

    親字 → 異体字 (Unicode番号) ; 異体字の説明。

  • 告 → 吿 (U+543F) ; 「靠」の「非」を除いた字形
  • 内 → 內 (U+5167) ; 「人」の部分が「入」となる字形
  • 海 → 海 (U+FA45) ; 「毋」の部分が「母」となる字形
  • 突 → 突 (U+FA55) ; 「大」の部分が「犬」となる字形
• 註: 異体字セレクタに対応したブラウザ及びフォントを利用することで、以下のリストのとおり原文に近い字体を表現することができます。対応していない場合は、基底となる文字がそのまま表示されます。
  • 號 → 號󠄂（U+865F U+E0102）
  • 史 → 史󠄃（U+53F2 U+E0103）
  • 勝 → 勝󠄃（U+52DD U+E0103）
  • 程 → 程󠄃（U+7A0B U+E0103）
  • 通 → 通󠄃（U+901A U+E0103）
  • 城 → 城󠄃（U+57CE U+E0103）
  • 敷 → 敷󠄃（U+6577 U+E0103）

⦿樺太廳吿示第百九十四號󠄂

昭和六年一月樺太廳吿示第十二號󠄂（史󠄃蹟名勝󠄃天然紀念物保存規程󠄃第一條ニ依ル指定）左ノ通󠄃改正ス

昭和七年八月五日

樺太廳長官 今村 武志

種別

名稱

地域

天然紀念物

白堊系化石

內淵川流域一圓

東知取川流域一圓

チシマキンポウゲ	カラフトセンカサウ
カラフトハタザホ	ホソバコンロンサウ
ハクセンナヅナ	オクエゾナヅナ
カラフトビランヂ	カラフトマンテマ
ヌプリボツメクサ	カラフトツメクサ
シユミツトサウ	カラフトゲンゲ
チシマゲンゲ	トドシマゲンゲ
クモマワウギ	イハグルマ
チヤウノスケサウ	ミヤマキンバイ
ウラジロキンバイ	キンロウバイ
シコタンサウ	チシマキンレイクワ
レブンサイゴ	エゾウスユキサウ
チシマアサギリサウ	ミヤマオグルマ
ヌプリボアザミ	オホヤノネアザミ
ヤノネアザミ	ヌボリボキク
エゾノアヅマギク	フタナミサウ
チシマキキヤウ	ホソバイハキキヤウ
ホロトサウ	ミネヅワウ
エゾツガザクラ	エゾツツジ
キバナシヤクナゲ	イハヒゲ
イワウメ	ユキワリコザクラ
ミヤマアケボノサウ	チシマリンダウ
キヨクチハナシノブ	ミヤマムラサキ
カラフトミヤマタウバナ	エゾノヨツバシホガマ
ウルツプサウ	ミヤマシホガマ
ヒメヒヤクリカウ	ムカゴトラノヲ
ホソバオンダテ	シママルバヤナギ
ヒメタケシマラン	チシマゼキセウ
カラフトシユロサウ	カラフトサウ
カラフトラツキヤウ	チシマラツキヤウ
タカネクロスゲ	リシリカニツリ
タカネヌカボ	ミヤマカウバウ
ハヒビヤクシン	ヒモカツラ
リシリシノブ	ミヤマイハデンダ
カラフトイハデンダ	ニホヒシダ
コマクサ	キタヨモギ
レプンサウ	イハキリン
クロミノイハセキシヤウ	​

海馬島

鈴谷岳

落帆岳

野田寒󠄃岳

突阻山

古丹山

鵜城󠄃山

伊皿山

知取石山

知取岳

樫保山

敷󠄃香岳