公教要理説明/03-14

Wikisource:宗教 > カテキズム > 公教要理説明

－260－

第（だい）六十課（くわ）　告　白（こくはく）

365▲告白（こくはく）とは何（なに）でありますか

▲告白（こくはく）は赦（ゆるし）を受（う）ける爲（ため）に己（おの）が罪（つみ）を司祭（しさい）に云顯（いひあらは）す事（こと）であります。

告白（こくはく）

は告解（こくかい）とも白狀（はくぜう）とも云（い）はれる。

[下段]

赦（ゆるし）を受（う）ける爲（ため）

とあれば告白（こくはく）は唯（たゞ）の物語（ものがたり）ではない、赦（ゆる）して戴（いたゞ）く目的（もくてき）を以（もっ）て為（す）る白狀（はくぜう）である。

己（おの）が罪（つみ）

とあれば他人（たにん）の罪（つみ）でなく、自分（じぶん）で犯（をか）した罪（つみ）だけ白狀（はくぜう）すれば足（た）る、例（たと）へば彼（かれ）が然（さ）う云（い）ったから私（わたし）は斯（か）うしたとか云（い）ふやうな事（こと）は無用（むよう）である。其（それ）で若（も）し三百七十二の問（とひ）に云（い）はれる通（とほ）り、罪（つみ）を犯（をか）すに相手（あひて）のあった事（こと）を云（い）はねばならぬ時（とき）は、其相手（そのあひて）が誰（たれ）であるか言（い）ってはならぬ、其名（そのな）を言（い）ってはならぬ。

司祭（しさい）に言顯（いひあらは）す

は司祭（しさい）のみが人（ひと）の罪（つみ）を赦（ゆる）す權（けん）があるからである。

（註（ちゅう））告白（こくはく）を聞（き）く司祭（しさい）を聽罪師（てうざいし）と云（い）ふ。

366◯何故告白（なぜこくはく）が要（い）りますか

△告白（こくはく）は、イエズス、キリストの御定（おんさだめ）に因（よ）る、即（すなは）ち告白（こくはく）に依（よ）らなくては、司祭（しさい）は罪（つみ）を赦（ゆる）すべきや否（いな）やを知（し）る事（こと）が出來（でき）ぬからであります。

イエズスは殊更（ことさら）に告白（こくはく）せよと仰（おっ）しゃった事（こと）はないけれども三百四十六の問（とひ）に云（い）はれた通（とほ）り、イエズスは弟子等（でしなど）に罪（つみ）を赦（ゆる）す計（ばか）りでなく、之（これ）を止（とゞ）める即（すなは）ち赦（ゆる）さぬ權（けん）も與（：与）（あた）へ給（たま）ふたから、司（し）

－261－

祭（さい）は何（なに）を赦（ゆる）し何（なに）を止（とゞ）むべきかを見分（みわ）けるに、他人（たにん）の訴（うったへ）を待（ま）たず、本人（ほんにん）の眞実（ほんと）な告白（こくはく）を聽（き）く外（ほか）に知（し）る道（みち）はない、夫（それ）で

告白（こくはく）の要（い）るのはイエズス、キリストの御定（おんさだめ）に因（よ）る

と云（い）はねばならぬ。

367◯小罪（せうざい）をも告白（こくはく）せねばなりませぬか

△小罪（せうざい）は告白（こくはく）せずとも可（よ）い、然（さ）れど之（これ）を告白（こくはく）すれば安全（あんぜん）で益（えき）があります。

小罪（せうざい）は告白（こくはく）せずとも可（よ）い。

小罪（せうざい）では天主（てんしゅ）に對（たい）する熱心（ねっしん）を失（うしな）ふのでないから瑕（きず）にならぬ。夫（それ）で告白（こくはく）に限（かぎ）らず、熱心（ねっしん）を振（ふる）はすやうにさへすれば、種々（いろゝゝ）の方法（はうはふ）を以（もっ）て赦（ゆる）される。例（たと）へば眞（しん）に悔改（くひあらた）め、反對（はんたい）の行（げう）を爲（な）し、三百の問（とひ）の註（ちう）に云（い）はれた「準秘蹟（じゅんひっせき）」を熱心（ねっしん）に用（もち）ゐるは赦（ゆる）される道（みち）になる。其（それ）で小罪（せうざい）は告白（こくはく）しなくても可（よ）い。併（しか）し

告白（こくはく）すれば安全（あんぜん）

である、小罪（せうざい）か大罪（だいざい）か明白（はっきり）しない時（とき）は、告白（こくはく）の外（ほか）に安心（あんしん）する道（みち）はない。叉小罪（またせうざい）をも告白（こくはく）すれば、司祭（しさい）から適當（てきたう）の意見（いけん）や指導（しだう）を受（う）けるから之（これ）を改（あらた）めるに恩寵（おんてう）を

[下段]

蒙（かう）むる等（など）の益（えき）がある。

（註（ちゅう））小罪（せうざい）ばかりを告白（こくはく）する時（とき）若（も）し之（これ）を痛悔（つうくゎい）しないなら、告白（こくはく）が無駄（むだ）になる恐（おそれ）があるから斯（かゝ）る場合（ばあひ）には既（すで）に赦（ゆるし）を蒙（かうむ）って居（ゐ）る罪（つみ）でも痛悔（つうくゎい）を新（あらた）にして恩寵（おんてう）を蒙（かう）むる爲（ため）に之（これ）を告白（こくはく）に加（くは）へるが可（よ）い。之（これ）は度々（たびゝゞ）悔悛（つうくゎい）の秘跡（ひっせき）に近（ちか）づく人（ひと）の取（と）る方法（はうはふ）である。

368●罪（つみ）の度數（かず）を忘（わす）れた時（とき）は如何（どう）せねばなりませぬか

▲罪（つみ）の度數（かず）を忘（わす）れた時（とき）は、一箇月或（かげつあるひ）は一週間（しゅうかん）に凡（およ）そ幾度犯（いくたびをか）したと云（い）はねばなりませぬ。然（しか）し大罪（だいざい）で、幾度犯（いくたびをか）したと確（たしか）に覺（おぼ）えぬ場合（ばあひ）には只度々（たゞたびゞゝ）と云（い）ふ計（ばか）りでは足（た）らぬ、凡（およそ）の數（かず）を云（い）ふか、叉（また）は司祭（しさい）が算（つも）り得（え）るやうに一月或（つきあるひ）は一週間或（しゅうかんあるひ）は一日（にち）に割付（わりつけ）けて凡何遍犯（およそなんべんをか）したと云（い）ふべきである。

369●何（ど）の通（とほり）に告白（こくはく）せねばなりませぬか

▲罪（つみ）を遺漏（もれ）なく、眞実（しんじつ）に、明瞭（あきらか）に告白（こくはく）せねばなりませぬ。其（それ）で告白（こくはく）の特質（とくしつ）は三（みつ）ある。是（これ）が揃（そろ）はぬ時（とき）は本當（ほんたう）の告白（こくはく）にならぬ。

－262－

370●遺漏（もれ）なく告白（こくはく）するとは何（なに）でありますか

▲遺漏（もれ）なく告白（こくはく）するとは犯（をか）した大罪（だいざい）と其數（そのかず）とを悉（ことゞゝ）く言顯（いひあらは）す事（こと）であります。

遺漏（もれ）なく

とは大罪（だいざい）を一（ひとつ）でも隱（かく）す事（こと）なく、覺（おぼ）えて居（ゐ）るだけ殘（のこ）らず言顯（いひあらは）す事（こと）である。茲（こゝ）に大罪（だいざい）とは洗禮（せんれい）の後犯（のちをか）して居（ゐ）るのに、未（ま）だ告白（こくはく）せず赦（ゆる）されて居（ゐ）ない大罪（だいざい）、叉大罪（まただいざい）であるまいかと思（おぼ）しき罪（つみ）を云（い）ふ事（こと）である。

告白（こくはく）に當（あた）っては只私（たゞわたし）は大罪（だいざい）を犯（をか）しましたと云（い）ふ計（ばか）りでは足（た）らず、何（ど）う云（い）ふ大罪（だいざい）であるか、例（たと）へば、主日（しゅじつ）祝日（しゅくじつ）にはミサ聖祭（せいさい）を怠（おこた）った事（こと）、相當（：当）（さうたう）の譯（：訳）（わけ）なく許（ゆるし）なしに働（はたら）いた事（こと）、人（ひと）の物（もの）を盗（ぬす）み、或（あるひ）は妄（みだり）に押置（おさへお）き、或（あるひ）は害（がい）した事（こと）など罪（つみ）の種類（しゅるい）を云（い）ふ筈（はず）である。其數（そのかず）とは幾度犯（いくたびをか）したかを言顯（いひあらは）す事（こと）である。

～～…………

－263－

[下段]

眞實（しんじつ）

とは誠（まこと）に、眞實（ほんたう）に、僞（いつはり）なくと云（い）ふ事（こと）。

天主（てんしゅ）の御前（みまへ）に認（みと）めた儘（まゝ）

～～……………

374●告白（こくはく）の時大罪（ときだいざい）を一（ひと）つでも隱（かく）せば如何（いかん）

▲大罪（だいざい）を一（ひとつ）でも隱（かく）せば他（た）の全（すべ）ての罪迄赦（つみまでゆる）されないで、其上瀆聖（そのうへとくせい）の大罪（だいざい）を重（かさ）ねます。

大罪一（だいざいひと）つでも

故意（わざ）と隠（かく）すと其告白（そのこくはく）は無効（むかう）に成（な）る。

其上（そのうへ）、瀆聖（とくせい）の大罪（だいざい）を犯（をか）す。夫（それ）で罪（つみ）の赦（ゆるし）を蒙（かう）むるが爲（ため）には再（ふたゝ）び其告白（そのこくはく）を爲直（しなほ）し、大罪（だいざい）を隱（かく）したと云（い）ふ罪（つみ）も告白（こくはく）せねばならぬ。

－264－

若（も）し以前（いぜん）より然（さ）う云（い）ふ事（こと）があったならば、其時（そのとき）から致（いた）した告白（こくはく）を皆為直（みなしなほ）し、叉其通（またそのとお）り告白（こくはく）した事（こと）は何遍（なんべん）、其儘（そのまゝ）に告白（こくはく）せねば決（けっ）して罪（つみ）は赦（ゆる）されぬ、告白（こくはく）を為直（しなほ）す事或（ことあるひ）は生涯若（しょうがいもし）くは或時代（あるじだい）からの罪（つみ）を取纏（とりまと）めて告白（こくはく）する事（こと）を「總告白（そうこくはく）」と云（い）ふ。罪（つみ）を隱（かく）した爲（ため）に爲直（しなほ）さねばならぬ時（とき）は總告白（そうこくはく）が必要（ひつえう）である。特別（とくべつ）の修行（しうげう）に身（み）を委（ゆだ）ねる時（とき）、例（たと）へば品級（ひんきふ）を秘蹟（ひっせき）を受（う）けるか修道院（しうだういん）に入（い）るか修道誓願（しうだうせいぐゎん）を立（た）てるかする時（とき）、或（あるひ）は毎年（まいねん）の黙想會（もくさうくゎい）の時等（ときなど）には總告白（そうこくはく）は非常（ひぜう）に益（えき）に成（な）るものである。然（さ）りながら小心（せうしん）の爲（ため）に無駄（むだ）な心遣（こゝろつかひ）ばかりする人（ひと）には斯樣（かやう）な總告白（そうこくはく）は無用有害（むよういうがい）となるから、先（ま）づ聽罪師（てうざいし）の意見（いけん）を聽（き）くがよい。

（註（ちゅう））大罪（だいざい）を隱（かく）さうかと思（おも）ふ時（とき）は、宜（よろ）しく次（つぎ）の事（こと）を事（こと）を心静（こゝろしづ）かに考（かんが）へよ。

第（だい）一、聽罪師（てうざいし）は靈魂（れいこん）の醫者（いしゃ）で必（かなら）ず癒（なほ）す道（みち）を有（も）って居（ゐ）る。然（しか）し癒（なほ）して貰（もら）ふ爲（ため）には云難（いひにく）い病氣（べうき）でも明（あきら）かに知（し）らせねばならぬ。之（これ）は靈魂（れいこん）の病（やまひ）に付（つい）ても同樣（どうやう）で、靈的醫者（れいてきいしゃ）たる聽罪師（てうざいし）に言難（いひにく）い罪（つみ）でも罪（つみ）でも正直（せうぢき）に白狀（はくぜう）しなければ癒（なほ）して貰（もら）へない、正直（しょうぢき）に明（あきらか）

－下段－

に白狀（はくぜう）すれば、疑（うたがひ）なく癒（なほ）る筈（はず）。第（だい）二、一時（じ）の耻（はづ）かしさの爲（ため）に罪（つみ）を隱（かく）しては益罪（ますゝゝつみ）は重（かさな）って益云難（ますゝゝいひにく）くなり、益耻（ますゝゝはづ）かしくなる。第（だい）三、其罪（そのつみ）を有體（体）（ありのまゝ）に白狀（はくぜう）しないならば永遠（えいゑん）の亡（ほろ）びとなる事（こと）を考（かんが）へよ。第（だい）四、罪（つみ）を犯（をか）したのは耻（はぢ）に違（ちがひ）ないが、之（これ）を眞（しん）に悔（くや）み、且白狀（かつはくぜう）して赦（ゆる）されるやうにするのは却（かへっ）て譽（ほまれ）になる。第（だい）五、告白（こくはく）に於（おい）て司祭（しさい）に白狀（はくぜう）する事（こと）は、決（けっ）して他（た）に洩（も）れる氣遣（きづかひ）がない。第（だい）六、罪（つみ）の相手（あひて）でも有（あり）のまゝに白狀（はくぜう）し難（がた）い時（とき）は、相手（あひて）をも自分（じぶん）をも自分（じぶん）をも知（し）らぬ聽罪師（てうざいし）を選（えら）んでも差支（さしつかへ）はない。

375●告白（こくはく）に於（おい）て大罪（だいざい）を忘（わす）れた時（とき）は如何（どう）せねばなりませぬか

▲忘（わす）れた大罪（だいざい）は次（つぎ）の告白（こくはく）に言顯（いひあらは）さねばなりませぬ。

天主（てんしゅ）に能（よ）く祈（いの）って出來（でき）るだけ眞面目（まじめ）に糺明（きうめい）した時（とき）、罪（つみ）を思出（おもひだ）せないか、或（あるひ）は思出（おもひだ）して之（これ）を告白（こくはく）すると定（さだ）めて居（ゐ）たのに、不圖言落（ふといひおと）した場合（ばあひ）ならば、狼狽（うろたへ）るには及（およ）ばぬ、外（ほか）の罪（つみ）と共（とも）に赦（ゆる）されたと思（おも）うて、次（つぎ）の告白（こくはく）に言顯（いひあらは）す覺悟（かくご）で居（を）れば足（を）る。然（しか）し若糺明（もしきうめい）の前（まへ）に祈禱（いのり）もせず、天主（てんしゅ）の御助（おたすけ）も願（ねが）はず、糺明（きうめい）を粗末（そまつ）にした爲（ため）に言（い）ひ殘（のこ）したらのなら、恐（おそ）らく告白（こくはく）は無効（むかう）となり、三百

－265－

七十四の問（とひ）に云（い）はれた通（とほ）りに爲直（しなほ）さねならぬ事（こと）がらう。

376●明瞭（あきらか）に告白（こくはく）するとは何（なに）でありますか

▲明瞭（あきらか）に告白（こくはく）するは司祭（しさい）の了解（わか）り易（やす）いやうに罪（つみ）を言顯（いひあらは）す事（こと）であります。

罪（つみ）を告白（こくはく）するは、司祭（しさい）が之（これ）を辨（弁）（わきま）へて相当（當）（さうたう）の處分（しょぶん）を爲（な）す爲（ため）であるから、故意（わざ）と罪（つみ）を解（わか）らぬやうにすれば、司祭（しさい）を欺（あざむ）き殆（ほとん）ど罪（つみ）を隱（かく）すのと同樣（どうやう）になる。故（ゆゑ）に耻（はづか）しくても天主（てんしゅ）は吾罪（わがつみ）も吾心（わがこゝろ）の底迄（そこまで）も、有（あ）るがまゝに見（み）、知（し）り盡（つく）し居給（ゐたま）ふ事（こと）を考（かんが）へて罪（つみ）を赦（ゆる）して戴（いたゞ）く爲（ため）には其名代（そのめうだい）たる聽罪師（てうざいし）が明（あきらか）に解（わ）かるやうに言（い）ひ表（あらは）さねばならぬ。然（さ）れば故意（わざ）と司祭（しさい）の司祭（しさい）の解（わ）かるやうに言（い）ひ表（あらは）さねばならぬ。然（さ）れば故意（わざ）と司祭（しさい）の司祭（しさい）の解（わか）り兼（か）ねる云方（いひかた）を用（もち）ゐたり、或（あるひ）は司祭（しさい）に氣付（きづ）かれない爲（ため）に些細（ささい）な罪（つみ）の間（あひだ）に大罪（だいざい）を挾（はさ）めて言（い）ったりしては天主（てんしゅ）より赦（ゆる）されないやうにするのと同様（どうやう）である。

377●告白場（こくはくぜう）に至（いた）って如何（どう）しますか

▲跪（ひざまづ）いて十字架じか）の記號（しるし）を爲（な）しながら「聖父（ちゝ）と聖子（こ）と聖靈（せいれい）との御名（みな）によりて。アーメン」と續（つゞ）いて我罪（われつみ）を犯（をか）せしによって、靈父（れいふ）の掩祝（えんしゅく）を希（こひねが）ふ「全能（ぜんのう）の天主（てんしゅ）、終生童貞（しゅうせいどうてい）なる聖（せい）マリア、

－下段－

大天（だいてん）使聖（しせい）ミカエル、洗者聖（せんしゃせい）ヨハネ、使徒聖（しとせい）ペトロ、聖（せい）パウロ、諸聖（しょせい）人及（じんおよ）び靈父（れいふ）に向（むか）ひて告白（こくはく）し奉（たてまつ）る、

此處（こゝ）で此前（このまへ）何時（いつ）告白（こくはく）したか、罪（つみ）を赦（ゆる）されたか、償（つぐのひ）を果（はた）したかを告（つ）げ、夫（それ）から犯（をか）した罪（つみ）を告白（こくはく）します。

跪（ひざまづ）いて

告白（こくはく）するのは自（みづか）ら、罪（つみ）と認（みと）めて謙遜（へりくだり）の印（しるし）になる。

罪（つみ）を犯（をか）せしにより

との言（ことば）を眞面目（まじめ）に云（い）って、自分（じぶん）は罪人（つみびと）なることを辨（弁）（わきま）へて恥入（はぢい）り謙（へりくだ）りつゝ天主（てんしゅ）の御哀憐（おんあはれみ）を願（ねが）ふべきである。

（カトリックが凄く正しかったことを認めるので、今日はこの辺で次の日以降に書きたいと思います。）