トーク:三壺聞書

「三壺聞書」はパブリック・ドメインか否か

最新のコメント：11 か月前1件のコメント1 人が協議に参加

昭和六年（1931年）発行の「三壺聞書」（石川県図書館協会）は、校正者・日置謙氏が1946年に死去しているため著作権者なのか調べる必要がありました。以下の三点により、「三壺聞書」は石川県図書館協会による団体著作物であるとみなしました。異論などあればここで受け付けます。

宝永年間（1704～1711）に「三壺聞書」を著した山田四郎右衛門は具体的な死去年は不明ながら生存している可能性はほぼない。
巻頭 https://dl.ndl.go.jp/pid/1176709/1/4 に校訂者・日置謙氏と校正者・太田南圃に対する謝辞が記載されている。
奥書 https://dl.ndl.go.jp/pid/1176709/1/188 に著作者・訳者・編輯者・校正者のいずれの記載もなく、ただ発行者「石川県図書館協会」とだけある。