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おこなひはば、なんぢなんかんしゃかあらん、けだし罪人ざいにんくのごとことおこなふ。三四かへさるるのぞみあるものさば、なんぢなんかんしゃかあらん、けだし罪人ざいにんすうごとかへされんため罪人ざいにんすなり。三五しかれどもなんぢてきあいし、なにをものぞまずしてぜんおこなひ、またあたへよ、すなはちなんぢむくひおほからん、なんぢじゃうしゃらん、けだしかれおんそむものおよしきものあいほどこす。三六ゆゑなんぢあはれなること、なんぢちちれんなるがごとくなれ。三七ひとするなかれ、しからばせられざらん、ひとつみするなかれ、しからばつみせられざらん、ひとゆるせ、しからばなんぢゆるされん。三八ひとあたへよ、しからばなんぢあたへられん、ますもって、れ、すりれ、あふれしめて、なんぢふところれられん、けだしなんますもってかひとはからば、これもっなんぢにもはかられん。三九またかれたとへへり、めしひめしひみちびくをるか、二人ふたりながらあなおちいらざらんや。四〇もんそのうへらず、およぜんしたるものそのごとくならん。四一なんぢなんけいてい物屑ちりるをて、おのれ梁木うつばりるをおぼえざる、四二あるひおのれ梁木うつばりるをずして、如何いかんなんぢけいていげて、けいていよ、われなんぢ物屑ちりいだすをゆるせとふをん、ぜんしゃよ、梁木うつばりおのれよりいだせ、そのとき