個なるべし.
其故如何にと云ふに A {\displaystyle A} は m {\displaystyle m} 位 B {\displaystyle B} は n {\displaystyle n} 位の數なりとすれば,
隨て
是によりて積の位數は少なくとも m + n − 1 {\displaystyle m+n-1} を下らず,多くとも m + n {\displaystyle m+n} を出でざるを知るべし.
以上二個の事實は記數法の基數に拘はらず常に成立す.
(九)
比較的最複雜なるを除法の演算とす,
なる二個の數よりして