如し.
一, a {\displaystyle a} を 0 {\displaystyle 0} にあらざる數となすときは a {\displaystyle a} は 0 {\displaystyle 0} より大なりとす.こは畢竟 0 {\displaystyle 0} を直ちに 1 {\displaystyle 1} に先てる數,隨て 0 {\displaystyle 0} を最初の數, 1 {\displaystyle 1} を 0 {\displaystyle 0} に次げる數となすなり.
二, a {\displaystyle a} を如何なる數となすとも
隨て特に 0 + 0 = 0 {\displaystyle 0+0=0} とす.減法は加法の逆なりとの規定を固執するときは之よりして
を得.
加法の組み合はせの法則及交換の法則は,關係せる數の中に 0 {\displaystyle 0} を加ふるも,仍成立すべし. a − b {\displaystyle a-b} なる減法は a {\displaystyle a} が b {\displaystyle b} より小ならざるときは常に唯一の結果を與ふ.
三,