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八
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量の連續性及無理數の起源
に等しからば と との相等大小によりて,兩比の相等大小を決す.二つの比がいづれも有理數に等しからずば,此等の比の與ふる有理數切斷の結果を比較すべし.甲,乙の語に代ふるに , を以てし, より大又は小なる有理數の全體をそれぞれ , 又 より大又は小なる有理數との全體をそれぞれ , と名づく.
さてこゝに三つの場合あり.
(一), は同一の切斷を與ふ,卽ち , 隨て又 , は全く同一の有理數より成る.此場合には と とを相等しとなす.
と とが同一の切斷を與へざるときは,, 隨て又 , は相異なり.
(二) は に屬せざる有理數()を含む.此場合には に屬せる有理數は盡 く に屬せり.げにも, は に屬せず,隨て は に屬せるが故に, の有理數は盡く より大なり,さて は旣に に屬せるが故に, より大なる