にして, A {\displaystyle A} の數値は m t {\displaystyle {\frac {m}{t}}} より大にして, m + 1 t {\displaystyle {\frac {m+1}{t}}} より小なり,若し
と置かば
にして,斯の如くにして A {\displaystyle A} を E t {\displaystyle {\frac {E}{t}}} の程度まで計ることを得たり.
今任意に D {\displaystyle D} なる量を與ふるときは,アルキメデスの法則によりて
なる如き自然數 t {\displaystyle t} は必ず存在す.斯の如く t {\displaystyle t} を定めたる後 (1*) 又は (2*) によりて m {\displaystyle m} を定むるとき