こは直に k {\displaystyle k} に次げる物は ( 2 k + 1 ) {\displaystyle (2k+1)} と言ふに同じ.例へば前の圖式に於て直に 2 {\displaystyle 2} に次げるは ( 5 ) {\displaystyle (5)} にして,又直に − 2 {\displaystyle -2} に次げるは ( − 3 ) {\displaystyle (-3)} なり.
( k ) + ( k ) {\displaystyle (k)+(k)} を ( k ) {\displaystyle (k)} の二倍と名づくれば,一般に
なり.
若し又當初隣接せる二個の物の中間に n − 1 {\displaystyle n-1} 個づゝの新しき物を插入し,前の如く二樣の命名をなし,此度の新名稱をば,特に此 n {\displaystyle n} を添へたる記法にて書き表はさば,次の圖式を得.先に ( k ) {\displaystyle (k)} と書けるは此記法に從はば ( k ) 2 {\displaystyle (k)_{2}} となすべきものなり.