例.十進法に於て
なる數の與へられたるときは
にして實際
なり.
3 {\displaystyle 3} は 9 {\displaystyle 9} の約數なるが故に十進法に於ては
之よりして 3 {\displaystyle 3} の倍數の鑑定法を得.
一般に t {\displaystyle t} を 1 {\displaystyle 1} より大なる整數とするとき, t {\displaystyle t} を基數とせる紀數法にて表されたる數の t − 1 {\displaystyle t-1} の倍數なるや否やを鑑識するにも同樣の方法によることを得.
四, 11 {\displaystyle 11} の倍數,又は一般に t {\displaystyle t} を基數とせる命數法に於ける t + 1 {\displaystyle t+1} の倍數.