よりて(一)によりて
一及二の前提を成せる相合式の數二個より多くとも,同樣の定理は必ず成立すべし,一般に
なるときは
こゝに k {\displaystyle k} は任意の整數にして Σ {\displaystyle {\mathit {\Sigma }}} は其次に書ける如き積若干の和を表はせるものなり.此事實は一及二の直接の結論なり.
斯の如く加法,減法及乘法に關して相合式は等式と同樣の性質を有せりと雖,除法に關しては必しも然らず.例へば
より兩節を 2 {\displaystyle 2} にて除して