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ゞる可らず。換言すれば一員としての個人は國家の目的に吸收せられつゝあるなり。然らば個人は此以外の生活なきか。換言すれば全人格が吸收せられ居るなるか。袖象的理論より見れば全人格の一方面に外ならず。一員としては其機關の目的を達するに必要なる行動をなせば足れり。然れども此れ比較的の事なるが故に主權者は其目的を達するには全人格を吸收するを必要なりと規定するを得べし。或は全人格の一部を吸收するのみとなすことを得べし。例へば官吏は官省に之きたる時のみ官吏たるに非ずして家居しても亦官吏たり、官吏服務規律に服從せざるべ