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凡例
一、一口に東京アクセントといふが、そこには必ずしも統一せられたアクセントばかりではなく、時には全󠄁く相反したアクセントが行はれてゐることがある。それら二樣(又󠄂は二樣以上)のアクセントは、本書では次の順序によつて排列した。
〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 | ||
〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 |
これは全󠄁く機械的な排列であつて、そこには指導的意味を含ませてゐない。その中で特に審議決定したものがあれば、隨時、部內報吿「放送󠄁用語備要󠄁」に揭載し、更に本册改訂の際に表示することゝする。
一、二樣(又󠄂は二樣以上)のアクセントがあるうち、年齡層その他の理由による語の個別的差違󠄂と、認められるものは「,」によつて示し、東京アクセントにおける二種の系統的相異によると認められるものは※印によつて示した。例へば、
アサヒ, アサヒ |
アシオト ※ アシオト |
但、中には特別委員一致の意見によつて統一したものもある。例へば、
キタ | (キタを採󠄁らず) |
ヒカ゚シ | (ヒカ゚シを採󠄁らず) |