Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/133

このページは校正済みです


    月早し梢は雨を持ながら

    寺に寢てまこと顏なる月見哉

     田家にて二句

    賤の子や稻すりかけて月を見る

    芋の葉や月待つ里のやけ畠

     姨捨山にて

    俤や姨ひとり泣く月の友

     善光寺にて

    月影や四門四宗も只一つ

     石山秋月