二百十日
旅烏二百十日も船支度
野ざらし紀行
身に沁
野ざらしを心に風の沁む身哉
肌寒
溫泉の名殘今宵は肌の寒からん
兼好の賛
秋の夜
秋の夜をうしろにしたる法師哉
車庸亭
秋の夜をうち崩したる噺哉
秋の暮
秋の暮客か亭主か中柱
人聲やこの道かへる秋の暮