Page:国体論及び純正社会主義 帝国図書館 北輝次郎寄贈本.pdf/24

このページはまだ校正されていません

第 三 章      六九……一五六

社會の權利即ち社會の利益――經濟的戰國の軍隊的勞働組織と經濟的公民國家の其れ――今日の公民國家の軍隊と社會主義の勞働軍――經濟史の大々的革命――社會主義に對する無數の非難を先づ現社會に提出せよ――人類の歷史は經濟的貴族國に止まるか――社會主義の國旗を濫用せる國際法違反の國家社會主義或は講壇社會主義――『社會經濟學』と『最新經濟論』――國家社會主義は學界に於ける社會主義當面の敵なり――金井博士の社會主義評――氏は社會主義を解して掠奪階級の地位を轉換する者とす――氏は資本と資本家とを混同す――氏は資本の說明と權利論につきて無學なり――田嶋博士と金井博士の人性の解釋よりする非難――人性の解釋に於て新舊經濟學の五十步百步――舊派經濟學と共に新派は公共心を解