道路名 (○○小路) の間音表記原則

国立国語研究院では,去る6月20日道路名(○○小路)の間音表記に関する公聴会を開催しました。その後,公聴会において論議されていた事項は,8月4日国語審議会において再度審議を経た後,次の通り道路名の間音表記原則として確定されました。

原則 「新住所付与事業」の1つとして新たに命名を行っている道路名固有名詞「○○길」には,間音をパッチムとして表記しない。

既存の表記 決定事項による表記
개나리길/개나릿길 개나리길
경찰서길/경찰섯길 경찰서길
○○여고길/○○여곳길 ○○여고길

解説 「○○길」の発音を[○○낄]に標準化し,複合語として処理して間音をパッチムとして表記しようという主張も提起されたが,次のような理由で「○○길」に間音をパッチムとして表記しない。

1つ目,新たに名前を付する道路名であるため,現実の発音が濃音であるとすべき既存の明確な証拠を見出しがたい。

2つ目,複合語でのみ濃音が生ずるのではなく,句においても濃音発音が生ずることがある。

3つ目, 道路名「○○길」は,「개나리길」,「개나리1길」,「개나리2길」のように「○○」+「길」に分離される性質があり,句と見なすことが妥当である。

4つ目,「○○길」は,韓㐎正書法第49項において規定している固有名詞に属すると言えるから,分かち書きをすることが原則であるが,繋げることもできる。このような類型として,次のような固有名詞を挙げることができるが,「○○+길」も普通名詞と普通名詞が結合して固有名詞になった同じ類型のものである。

例: 대한중학교 청마고등학교 피리유치원
한마음아파트 장미아파트 소라아파트
소망교회 동대구시장 청마루식당

上記のような国語審議会の多数意見に従い,「○○길」は,間音をパッチムとして表記しない。

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