警告書 (関東運輸局20120321)
([1]による) (注 - n:短信:2012年/3月も参照)
関鉄監第186号
小田急電鉄株式会社
専務取締役 交通サービス事業本部長 嶋崎章臣 殿
関東運輸局鉄道部長 段原二郎
警告書
鉄道の最大の使命は安全で安心な輸送であり、その業務は厳正な執行が求められることは言うまでもないことである。
しかしながら、平成23年12月25日、職務中の貴社職員が特急回送車内に無断で少女を乗車させ、本日、神奈川県青少年保護育成条例違反の容疑で逮捕されたことは、安全で安心な輸送を最大の使命とする鉄道事業における社会的信頼を著しく失墜されるものであり、誠に遺憾である。
よって、今後は、このようなことが再び発生しないよう、再発防止策を講じ、信頼回復に努めるよう厳重に警告する。
なお、貴社が講じた再発防止策について、速やかに文書により報告されたい。