詩経/漢広

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『詩経』国風：周南所載。

南有喬木，不可休息。漢有游女，不可求思。

〈南（みなみ）に喬木（たかぎ）有（あ）り、休（やす）ふ可（べか）らず。漢（かん）に游女（ゆうじょ）有（あ）り、求（もと）む可（べか）らず〉

漢之廣矣，不可泳思。江之永矣，不可方思。

〈漢（かん）の廣（ひろ）きは、泳（およ）ぐ可（べか）らず。江（え）の永（なが）きは、方（いかだ）す可（べか）らず〉

𧄍𧄍錯薪，言刈其楚。之子于歸，言秣其馬。

〈𧄍𧄍（ぎょうぎょう）たる錯薪（さくしん）は、言（ここ）に其（そ）の楚（すわえ）を刈（か）る。之（こ）の子（こ）于（ゆ）き帰（とつ）ぐ、言（ここ）に其（そ）の馬（うま）に秣（まぐさ）かはむ。〉

漢之廣矣，不可泳思。江之永矣，不可方思。

〈漢（かん）の廣（ひろ）きは、泳（およ）ぐ可（べか）らず。江（え）の永（なが）きは、方（いかだ）す可（べか）らず〉

𧄍𧄍錯薪，言刈其蔞。之子于歸，言秣其駒。

〈𧄍𧄍（ぎょうぎょう）たる錯薪（さくしん）は、言（ここ）に其（そ）の蔞（ろう）を刈（か）る。之（こ）の子（こ）于（ゆ）き帰（とつ）ぐ、言（ここ）に其（そ）の駒（こま）に秣（まぐさ）かはむ。〉

漢之廣矣，不可泳思。江之永矣，不可方思。

〈漢（かん）の廣（ひろ）きは、泳（およ）ぐ可（べか）らず。江（え）の永（なが）きは、方（いかだ）す可（べか）らず〉

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