第十四回記念祭歌
巻頭言 編集
流星落ちて住む処、
あくがれの
或いは
若い高らう感情の旋律をもて思いのままに歌い給え、
歌は悲しき時の母ともなり嬉しき時の友ともなれば。
歌詞 編集
歴史も古りぬ
紫さむる
静けき波に星数え
荒涼の気に
微吟消え行く薩摩
不屈の色もおごそかに
悲歌に耳
沈み濁れる末の世の
疾風
古城の風に
健児七百意気高し
南の
理想の空に
ああ若き日の光栄は
今年十四の記念祭
祝うもうれし向上の
旅の衣にちりかかる
今日
第十四回記念祭歌
作者:簗田勝三郎、須川政太郎
1915年
流星落ちて住む処、
あくがれの
或いは
若い高らう感情の旋律をもて思いのままに歌い給え、
歌は悲しき時の母ともなり嬉しき時の友ともなれば。
歴史も古りぬ
紫さむる
静けき波に星数え
荒涼の気に
微吟消え行く薩摩
不屈の色もおごそかに
悲歌に耳
沈み濁れる末の世の
疾風
古城の風に
健児七百意気高し
南の
理想の空に
ああ若き日の光栄は
今年十四の記念祭
祝うもうれし向上の
旅の衣にちりかかる
今日