Wikisource:翻訳の仕方

このページはウィキソース日本語版の公式な方針です。多くの利用者に支持されていて、すべての利用者が従うべきであると考えられています。必要に応じて編集することは可能ですが、その変更はコミュニティーの合意を反映している必要があります。大きな変更を加える場合は、ノートページで提案してください。


翻訳の仕方

Wikisource日本語版は、日本語の原文や統計などの資料を収集するとともに、日本語以外の言語(以降、他言語と称す)で書かれた原文を翻訳することを目的としています。このページでは、後者について最低限の要項やそれを履行しなかった場合の措置を説明します。

最低限の要項 編集

他言語で書かれた原文を翻訳した文章(以降、翻訳物と称す)を掲載するページには、以下の事項を明記することが必要です。

原文の出典及び著作者
Wikisourceの理念やベルヌ条約等の著作権に関する国際条約のもとに人格的な権利を保護するため、これらは明記される必要があります。
翻訳物の著作者
他言語で書かれた原文の翻訳文は、上記条約により原文の著作権とは別個の著作物として保護されます。翻訳物の著作者の人格的な権利を保護するため、誰が翻訳したかを記す必要があります。これについては以下の節で詳しく述べます。

その他重要な事項 編集

正式か否か
特に公文書などの翻訳物には解釈の問題がつきまとうため、作成者あるいは当事者が公式な訳文として認可したか否かは、読者にとって重要な要素です。また公文書でなくても、翻訳物の信頼性を評価するための指針として重要です。

翻訳物の著作者 編集

最低限の要項に記した「翻訳物の著作者」について、より詳しく説明します。

  1. 投稿者以外の作者によって翻訳されパブリック・ドメイン又はGFDLのもとで公開されているページ
    翻訳物の著作者を明記しなければなりません。翻訳文がGFDLで公開されている場合、その規定に沿って投稿しなければなりません。
  2. 投稿者自身によって作成されたページ
    投稿者本人がウィキソースオリジナルの文章であることを明記するか、又は投稿者自身によって作成されたことを立証しなければなりません。

最低限の要項を記さなかった場合の措置 編集

翻訳文を載せたページが最低限の要項を満たさなかった場合、以下の理由により削除対象となる可能性があります。

  • 原文の出典及び著作者を記さなかった場合、原文に著作権が存在する可能性があるため。
  • 翻訳物の著作者が記されなかった場合、翻訳物の著作権が不明となるため。

ただし、最低限必要な要項を満たさないページであっても、即時削除の規定に抵触しない限り、すぐに削除されることはありません。一定の猶予期間内に最低限の要項を満たせば、削除されることはありません。