「老子道徳経」の版間の差分

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== 六十三章 ==
{{2}}無爲{{1}}、{{2}}無事{{1}}、{{2}}無味{{1}}、大{{re}}小、多{{re}}少、報{{re}}怨以{{re}}徳。圖{{2}}󠄄於其易{{1}}、{{2}}大於其細{{1}}。天下難󠄄必作{{2}}於易{{1}}、天下大事必作{{2}}於細{{1}}。是以聖人終不{{re}}{{re}}能成{{2}}其大{{1}}。夫輕諾必寡信多易必多難󠄄。是以聖人猶難󠄄{{re}}終無難󠄄
 
無爲を爲し、無事を事とし、無味を味ひ、小を大とし、少を多とし、怨に報ゆるに徳を以てす。難󠄄をその易に圖り、大をその細になす。天下の難󠄄事は必ず易より作り、天下の大事は、必ず細より作る。是を以て、聖人は終に大をなさず。故に、能くその大をなすなり。それ輕諾は必ず寡信にして、多易は必ず多難󠄄なり。是を以て、聖人すら猶ほこれを難󠄄しとす。故に、終に難󠄄きことなきなり。
 
== 六十四章 ==