「大東亞戰爭終結ノ詔書」の版間の差分

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CES1596 (トーク | 投稿記録)
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== 現代語訳 ==
 
私は、深く世界の大勢と日本の現状を考えて、 特別な方法でこの事態を収拾しようと思い、此処に忠義の気持ちを持ったお前達国民に此処に告げる。
 
私は政府に、米・英・中国・ソ連の四国に対してポツダム共同宣言を受諾することを通告させた。
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考えると、これから日本が受けるであろう苦しみは大変なものがあると思う。
 
お前達国民の悔しい思いは私がよく知っている。
しかし私は時の運に従って、堪え難きを耐え、忍びがたきを忍んで、 後の世のために平和を齎したいと思っている。
 
私は日本のを護ることができたから、忠義で善良なお前達国民の真心に信頼を寄せ、いつもお前達国民と一緒にいる。
感情のままにみだりに事件を起こしたり、国民同士が争って時勢を乱して、そのために道を誤って世界の信用を失うようなことは、私が最も戒め注意するところである。
 
国を挙げて子孫に伝え、神国の不滅を信じ、任務は重く道は遠いことを思い、将来の国の再建に向けて総力をあげ、道義を厚くして志を堅くして、日本の優れたところを更に高め、世界の進歩に遅れないよう決意すべきである。
 
君たちお前達国民よ、私の気持ちを汲んで身をもって行え。