「2012ナ14082」の版間の差分

 
====ハ. 不当利得返還の範囲====
続いて,被告が変換すべき不当利得の額数について見るに,原告が被告に対し支払うべき総借用元利金及び約定利率による遅延損害金は,合計284,230,136圓[=2006.12.29付借用元金200,000,000圓+2006.12.29から2007.6.30まで年30%の比率により計算した利息20,246,575圓(=200,000,000圓×0.3×184/365,圓未満切捨)+2007.7.1から2009.9.29まで約定利率により計算した遅延損害金53,983,561圓{=200,000,000圓×0.12×(2+91/365),圓未満切り捨て}]であると言えるのであるから,被告は,原告に対し被告が受領した配当金339,076,255圓中,右借用元利金及び約定利率による遅延損害金を超過する不当利得金54,846,119圓(=339,076,255圓-284,230,136圓)及びこれに対し被告が配当金を受領した日以降において,原告が求めるところに従い本件訴状副本が被告に対し送達された翌日である2011.5.17から被告がその履行義務の存否又は範囲について抗争することが相当である第1審判決言渡日である2012.9.5まで民法の定める年5%,その翌日から支払済みまで訴訟促進等に関する特例法の定める年20%の各比率により計算した遅延損害金を支払う義務を負う。
 
===3. 被告の主張に対する判断===
3,239

回編集