「鋼鉄協約」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
出典頁追記
編集の要約なし
9行目:
{{ウィキペディア|鋼鉄協約}}
 
 ドイツ国総統及びイタリア国王、アルバニア国王並にエチオピア皇帝はナチス・ドイツとファシスト・イタリア両国間に存在する緊密なる親善関係を厳粛なる協定によって確認する時期が到来したと思考するものである。
 
ア両国間に存在する緊密なる親善関係を厳粛なる協定によって確認する時期が到来したと思考するものである。
 相互援助の固き基礎が独伊両国間の永久的共同戦線の結成によって確立された後をうけて両国政府はここに再び嘗て両国間に意見の一致を見且つ両国の権益伸暢並に欧州の平和維持に効力を発揮した政策、基礎並に目標を堅持する旨宣言する。生存に対する見解の一致並に利害の一致により相互に固く結ばれた独伊両国民は将来も相提携し以て両国の重大権益分野の安全を期し平和を維持すべく決定した。独伊両国が歴史的に経て来た路を辿りつつ両国は今後も欧州文化の基礎を動揺常なき世界の破壊力から防衛する任務を遂行するであろう。
 
嘗て両国間に意見の一致を見且つ両国の権益伸暢並に欧州の平和維持に効力を発揮した政策、基礎並に目標を堅
 以上の原則を条約上に成文化する為めドイツ総統は同国外相ヨアヒム・フォン・リッベントロップを、又イタリア国王並にエチオピア皇帝は同国外相ガレアッツォ・チアノ・ディ・コルラッツォ伯を全権委員に任命し、両者は次の各項に亘り意見の一致を見た。
持する旨宣言する。生存に対する見解の一致並に利害の一致により相互に固く結ばれた独伊両国民は将来も相提
携し以て両国の重大権益分野の安全を期し平和を維持すべく決定した。独伊両国が歴史的に経て来た路を辿りつ
つ両国は今後も欧州文化の基礎を動揺常なき世界の破壊力から防衛するにんむを遂行するであろう。以上の原則を
条約上に成文化する為めドイツ総統は同国外相ヨアヒム・フォン・リッベントロップを、又イタリア国王並にエチ
オピア皇帝は同国外相ガレアッツォ・チアノ・ディ・コルラッツォ伯を全権委員に任命し、両者は次の各項に亘
り意見の一致を見た。
 
第一条 締約国は欧州全般の情勢に影響を及ぼす如き共同の利益乃至は問題の凡べてにつき意見を等しくする、常に相互の連絡を保つ。