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△同末社及摂社 神名諏訪合社 寒川片町上町にある。天明大明碑と健美名方主神を祭る。

王子社 向寒川下町にある、僅か一尺五寸四方位な小さな祠で、祭神由緒等更に不明てある。

道神社 今は寒川堀込にあるが、始めは新田の地にあつたのを、明治十三年十二月廿九日火災の厄に逢って堀込へ移されたのてある。比社に付ての由緒等は今詳らかになって居らない。

龍王社 場所は寒川新宿、海津見神を祀り、境内には尚風神社と云ふのがある。

海津見社 寒川字下町にある小祠で、由緒等は不明である、祭神は貫玉彦命

香取社 字穴川に在る。餘りに古くもない、小さな洞だ。

厳島社 寒川片町に在り、祭神は市杵島比賣命である。(以上末社)

神明社 向寒川上町にあり。境?は百三十三坪、八雲神社、稻荷社、疱瘡守護神等をも併せ祀る。

龍蔵神社 北長洲の海岸に存し、祭神は海津見神、信者は多く附近の漁師である。(以上摂社)

△登渡神社 村社登渡神社は千葉通町から新地遊郭の側を通って行き、寒川からの海道と合する處の右側丘陵の上にある社で、袖ヶ浦の風光は眼前に開かるゝの好望地で祭神は天御中主命、相殿には神皇?靈神及び高皇?靈神を祭り。本社は正保元年九月千葉家遺族登戸権介平定胤の勧請する所、古へは千葉氏元服の守護神であつたが、中古廃頽し見る蔭もなくなったのを、近年又修築せられたのであつて、境内には水神八坂等十三社が併せ祀られてある。

鷲神社 (摂社)新地遊郭の西字鷲塚にあつて、天日鷲命を祀る。