「桃花源記」の版間の差分
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== 書き下し文(新字旧仮名) ==
<div style="line-height:175%;">晋の太元中、武陵の人魚を捕らふるを業と為す。渓に縁りて行き、路の遠近を忘る。忽ち桃花の林に逢ふ。岸を夾むこと数百歩、中に雑樹無し、芳草鮮美にして、落英繽紛たり。漁人甚だ之を異とし。復た前に行きて、其の林を窮めんと欲す。林水源に尽き、便ち一山を得たり。山に小口有り、{{Ruby|髣髴|はうぶつ}}として光有るが若し。便ち船を捨てて、口{{Ruby|従|よ}}り入る。初めは極めて狭く、纔かに人を通ずるのみ。復た行くこと数十歩、豁然として開朗なり。土地平曠、屋舎{{Ruby|儼然|げんぜん}}たり。良田・美池・桑竹の属有り。阡陌交はり通じ、鶏犬相ひ聞ゆ。其の中に往来し種作す、男女の衣着、{{Ruby|悉|ことごと}}く外人の如し。黄髪{{Ruby|垂髫|すいてう}}、並
[[Category:中国の文学|とうかけんき]]
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