「論語 (Wikisource)/里仁第四」の版間の差分
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<div id="四之五" style="background: #d9e3f1">'''四之五'''</div>
子曰<sup>ク</sup>:「富<sup>ト</sup>與<sup>ハ</sup>{{レ}}貴<sup>キ
: 子曰く:「富と貴きとは、是れ人の欲する所なり;其の道を以て之を得ざれば、処らざるなり。貧しきと賎しきとは、是れ人の悪む所なり;其の道を以て之を得ざれば、去らざるなり。君子 仁を去りて、悪(いづ)くにか名を成さん?君子は食を終ふるの間も仁に違(たが)ふこと無し。造次にも必ず是(ここ)に於いてし、顛沛にも必ず是に於いてす。」
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<div id="四之九" style="background: #d9e3f1">'''四之九'''</div>
子曰<sup>ク</sup>:「士志<sup>シテ</sup>{{二}}{{置き字|於}}道<sup>ニ</sup>{{一}}、{{置き字|而}}恥<sup>ヅル</sup>{{二}}惡衣惡食<sup>ヲ</sup>{{一}}者、未<sup>ダ</sup>{{二}}{{レ}}足<sup>ラ</sup>與<sup>ニ</sup>議<sup>ルニ</sup>{{一}}也。」
: 子曰く:「士 道に志して、悪衣悪食を恥づる者は、未だ与に議(はか)るに足らざるなり。」
<div id="四之十" style="background: #d9e3f1">'''四之十'''</div>
子曰:「君子之於<sup>ケル</sup>{{二}}天下<sup>ニ</sup>{{一}}也、無<sup>ク</sup>{{レ}}{{又2|適|好むの意。異説もある。後漢の鄭玄はれこを「敵」と解釈した。}}<sup>モ</sup>{{置き字|也}}、無<sup>シ</sup>{{レ}}{{又2|莫|悪むの意。異説もある。鄭玄はれこを「慕」と解釈した。}}<sup>モ</sup>{{置き字|也}}、義<sup>ニ</sup>之<sup>レ</sup>與<sup>ニ</sup>比。」
: 子曰く:「君子の天下に於けるや、適も無く、莫も無し。義に之れ与に比(した)しむ。」
<div id="四之十一" style="background: #d9e3f1">'''四之十一'''</div>
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