「鉄道唱歌」の版間の差分

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| notes =表記は歴史的仮名遣とし、漢字制限はJIS X 0208に文字が収録されていれば元の漢字をそのまま使った。
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== 東海道 ==
*作曲:多梅稚・上
*初版では12番の歌い出しは「國府津おるれば馬車ありて」、40番の歌い出しは「瀬田の長橋右に見て」になっていた。
 
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#鞘より拔けておのづから 草薙はらひし御劍の 御威は千代に燃ゆる火の 燒津の原はここなれや
#春咲く花の藤枝も すぎて島田の大井川 昔は人を肩に乘せ わたりし話も夢のあと
#いつしかまたとなる 世界は夜かトンネルか 小夜の中山夜泣石 問へども知らぬよその空
#掛川袋井中泉 いつしかあとにはやなりて さかまき來る天龍の 川瀬の波に雪ぞ散る
#この水上にありと聞く 諏訪の湖水の冬景色 雪と氷の掛け橋を 渡るは神か里人か
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#名高き金の鯱は 名古屋の城の光なり 地震のはなしまだ消えぬ 岐阜の鵜飼も見てゆかん
#父やしなひし養老の 瀧は今なほ大垣を 三里へだてて流れたり 孝子の名譽ともろともに
#天下の旗は徳川に 歸せしいくさの關ヶ原 草むす屍今もなほ 吹くか吹の山おろし
#山はうしろに立ち去りて 前に來るは琵琶の海 ほとりに沿ひし米原は 北陸道の分岐線
#彦根に立てる井伊の城 草津にひさぐ姥が餠 かはる名所も名物も 旅の徒然のうさはらし
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== 山陽・九州篇 ==
*作曲:多梅稚・上
#夏な寒き布引の 滝のひびきをあとにして 神戸の里を立ちいる 山陽線路の汽車の道
 
== 奥州・磐城篇 ==
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#かけじや袖とよみおきし その名高師が濱の波 よする濱寺あとに見て ゆけば湊は早前に
#堺の濱の風景に 旅の心もうばはれて 汽車のいづるも忘れたり 霞むはそれか淡路島
#段通物の名産に 心のこして又も來ん 沖に鯛つる花の春 磯に舟こぐ月の秋
#蘇鐵に名ある古寺の 話ききつつ大和川 渡ればあれに住吉の 松も燈籠も近づきぬ
#遠里小野の夕あらし ふくや安倍野の松かげに 顯家父子の社あり 忠死のあとは何方ぞ