「ブレーメンの町楽隊」の版間の差分

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|description=[[w:グリム童話|グリム童話]]の[[w:ブレーメンの音楽隊|ブレーメンの音楽隊]]。原題:Die Bremer Stadtmusikanten
|date=1949年12月30日。青空文庫:2004年6月16日作成
|source=「{{PAGENAME}}」『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人(4版)』小峰書店、http://www.aozora.gr.jp/cards/001091/card42314.html
|author=[[w:ヤーコプ・グリム|グリム, ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール]](1785-01-04/1863-09-20)/[[w:ヴィルヘルム・グリム|グリム, ヴィルヘルム・カール]](1786-02-24/1859-12-16) 著、[[w:楠山正雄|楠山正雄]](1884-11-04/1950-11-26) 訳
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__TOC__
 主人もちのろばがありました。もうなが年、こんきよく、おもたい袋をせなかにのせて、粉ひき<ruby><rb>所</rb><rp>(</rp><rt>じょ</rt><rp>)</rp></ruby>へかよっていました。さて、年をとって、だんだんからだがいうことをきかなくなり、さすがにこのうえ追いつかうのがむりだとわかると、主人は、ここらでろばのかいぶちをやめたものか、と考えだしました。ところで、ろばは、さっそくに、こりゃ、ろくなことではないとさとって、<ruby><rb>逃</rb><rp>(</rp><rt>に</rt><rp>)</rp></ruby>げだして、ブレーメンの町をめあてに、とことこ出かけました。そこへ行ったら、町の<ruby><rb>楽隊</rb><rp>(</rp><rt>がくたい</rt><rp>)</rp></ruby>にやとってもらえようという<ruby><rb>胸算用</rb><rp>(</rp><rt>むなざんよう</rt><rp>)</rp></ruby>でした。
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 さて、これまで申したことは、ついこないだ、それこそ<ruby><rb>湯気</rb><rp>(</rp><rt>ゆげ</rt><rp>)</rp></ruby>の立つほやほやの口からきいたお話ですよ。
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{{Wikipedia|ブレーメンの音楽隊}}
[[Category:グリム童話]]