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地歌 八重衣 |
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2009年7月12日 (日) 02:33時点における版
君が為め、春の野に出でて若菜摘む、我が衣手に雪は降りつつ。
春過ぎて、夏来にけらし
秋の田の、かりほの
きりぎりす、鳴くや霜夜の
- 底本: 今井通郎『生田山田両流 箏唄全解』下、武蔵野書院、1975年。
- この作品は1899年3月4日以前に公表されたもので、作者の死亡から100年以上経過しているため全世界でパブリックドメインの状態にあります。