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== 凡例 ==
*本書は、各宗寺の什寶に係る古今の繪畫、彫刻、建築物中に就き、其秀粹なるもの凡一千種を選擇し之を撮影して、木版着色摺又は寫眞版とし、五十種宛を一冊として、漸次發行し、二十冊を以て完結せしむるものとす、
*本書の目的は、日本美術を世界に紹介せんとするに在るを以て、主として本邦人の手に成りたる作物を掲ぐるは勿論なるも、本邦美術發達の因子となる神品は、印度、支那等諸外國の製作に係る物と雖、特に之を採擇せり、
*毎冊中の掲載順序は、第一木版着色摺、第二佛、菩薩諸天、明王、祖師等の像、第三佛教的史畫、第四山水、人物、花鳥畫の類、第五建築物とし、外國の製作物は纒て最後に挿入す、又其各部類中の序次は、製作の年代に從へり、若し夫れ全體の分類序次に至りては、全部完成の後を俟たざるべからす、
*本書に採擇せる、各繪畫、彫刻、建築物に就きての傳來、寸法、所藏主、作者の小傳及び佛像等に於ける其佛の本願の説明は、皆極めて明確なるを期したり、然れど紙幅に限りあるに依り、間々省略したる所なしとせず、故に全部完成の後、更らに詳細なる解説を補輯し、以て本書をして圓滿完備のものたらしめんと欲す、
*説明中、和文には必要なる解説にして英文には否らざるものあり、又英文には必要なる解説にして和文には否らざるものあり、故に和文と英文と其詳略必ずしも一ならず、讀者之を諒せよ、
*本書に網羅する繪畫、彫刻、建築物の選擇は、東京美術學校教授今泉雄作氏、和文説明は文學士藤井宣正氏、英文説明は文科大學講師ドクトル高楠順次郎氏、同批評的補説はプロフェッソル.フェノロサ氏、木版彫刻は森川應翠氏、同色摺は田村鐵之助氏、寫眞版及び印刷は小川一眞氏に於て各々擔當し、編輯上全般の整理は、田島志一氏に任せり、