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*京都市臨濟宗大本山建仁寺藏
 
[[w:風神|風神]]は、梵語に[[w:ヴァーユ|婆]]といふ、帝釋天に隨伴して、時に天車を同うし、又或は、百千の駿馬を駕せる輕快なる光明車に乗ずることあり、印度の最古經典[[w:リグ・ヴェーダ|理具陀]]の中に、この神を贊せし頌あり、其記する所によれば、此の神の本體は矢張普通に云ふ風なれども、この風こそは諸神の靈魂、天地の本にして、其聲聞くべきも其形見るべからずと稱す、今本圖に見るが如き形は、全く後世人の想像に出るものなり、[[w:雷神|雷神]]は水、火、電の三神とに二十八部衆の中第二十六位に合擧せられ、雷神は天雷、電神は地電、水火二神は水火を以て其身を莊嚴し、皆夫妻を備ふとあり、既に夫妻あれば、其具體なることは分明なれども、其元は無形の雷鳴を指せるものなるや疑なし
 
こヽに出せる風雷二神の形象は、何れの時、何人が始めて描き出ししものなるやを詳にせざれども、印度の古經典に依れるものにはあらざるが如し