「鉄道唱歌/奥州・磐城篇」の版間の差分
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#{{r|峰|みね}}にのぼれば{{r|地圖|ちづ}}{{r|一|ひと}}つ ひろげし{{r|如|ごと}}く{{r|見|み}}えわたる {{r|常|ひた}}{{r|陸|ち}}の{{r|國|くに}}のこゝかしこ {{r|利根|とね}}のながれの{{r|末|すえ}}までも
#{{r|松|まつ}}{{r|戸|ど}}をおりて{{r|國府|こふ}}の{{r|臺|だい}} ゆけば{{r|一|いち}}{{r|里|り}}に{{r|足|た}}らぬ{{r|道|みち}} {{r|眞間|まゝ}}の{{r|手兒名|てこな}}が{{r|跡|あと}}といふ {{r|寺|てら}}も{{r|入|いり}}{{r|江|え}}ものこるなり
#{{r|車輪|しやりん}}のめぐり{{r|速|すみやか}}に {{r|千住大橋右|せんぢゆおほはしみぎ}}に{{r|見|み}}て {{r|環|たまき}}の{{r|端|はし}}の{{r|限|{{変体仮名2|可|か}}ぎり}}なく ふたゝびもどる{{r|田|た}}{{r|端驛|ばたえき}}
#むかしは{{r|鬼|おに}}の{{r|住|すみ}}{{r|家|か}}とて {{r|人|ひと}}のおそれし{{r|陸奧|みちのく}}の はてまでゆきて{{r|時|とき}}の{{r|間|ま}}に かへる{{r|事|こと}}こそめでたけれ
#いはへ{{r|人|ひと}}{{r|々|／″＼}}{{r|鐵道|てつだう}}の ひらけし{{r|時|とき}}に{{r|逢|あ}}へる{{r|身|み}}を {{r|上|うへ}}{{r|野|の}}の{{r|山|やま}}もひゞくまで {{r|鐵道|てつだう}}{{r|唱|しやう}}{{r|歌|か}}の{{r|聲|こゑ}}{{r|立|た}}てゝ」
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