「朝鮮半島の平和と繁栄,統一のための板門店宣言」の版間の差分
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北と南は,双方間に提起される軍事的問題を遅滞なく協議・解決するため,人民武力相会談を始めとした軍事当局者会談を頻繁に開催し,5月中にまず,将官級軍事会談を開くこととした。
==3. 北と南は,朝鮮半島の恒久的で鞏固な平和体制の構築のため積極的に協力して行かんとするものである。==
朝鮮半島で非正常的な現在の停戦状態を終息させ確固たる平和体制を樹立することは,これ以上先送りすることのできない歴史的課題である。
① 北と南は,いかなる形態の武力も互いに使用しないということについての不可侵合意を再確認し,厳格に遵守していくこととした。
② 北と南は,軍事的緊張が解消され,相互の軍事的信頼が実質的に構築されるに従い,段階的に軍縮を実現していくこととした。
③ 北と南は,停戦協定締結65年になる本年に終戦を宣言して,停戦協定を平和協定に転換し,恒久的で鞏固な平和体制構築のための北・南・米3者又は北・南・中・米4者会談開催を積極的に推進していくこととした。
④ 北と南は,完全な非核化を通じ,核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した。
北と南は,北側が取っている主導的な措置が朝鮮半島非核化のために大変意義があり重大な措置であるという点で認識を同じくし,今後それぞれ自己の責任と役割を尽くすこととした。
北と南は,朝鮮半島非核化のための国際社会の支持と協力のため,積極的に努力していくこととした。
北南首脳は,定期的な会談と直通電話を通じて民族の重大事を随時に真摯に論議し,信頼を堅固にし,北南関係の持続的な発展並びに朝鮮半島の平和,反映及び統一に向かうよい流れをより拡大していくため共に努力することとした。
差しあたり,文在寅大統領は,本年秋平壌を訪問することとした。
2018年4月27日 板門店
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