群馬県の歌 (1936年)

• 作詞・作曲：群馬県音楽協会
• 1936年に制定された群馬県の初代県民歌。現在の3代目「群馬県の歌」（1968年制定）とは異なる。

歌詞

初代「群馬県の歌」（インストゥルメンタル）

一、

赤城嶺遠（あかぎねとお）く　陽（ひ）に映（は）ゆる

東（あずま）の方（かた）に　皇子（すめみこ）の

ひらき給（たま）いし　昔（むかし）より

忠勇（ちゅうゆう）の誉（ほまれ）　いや高（たか）き

勲（いさお）を世々（よよ）に　伝（つた）え来（こ）し地（くに）

見（み）よや　輝（かがや）く歴史（れきし）を

健（たけ）く剛（つよ）し　われらが群馬（ぐんま）

二、

皇城（こうじょう）の北（きた）　水清（みずきよ）く

山秀麗（やましゅうれい）の　うまし地（くに）

万邦無比（ばんぽうむひ）の日（ひ）の本（もと）に

君（きみ）の恵（めぐ）みの　幸（さち）うけて

正（ただ）しく今日（きょう）を　いそしむ我等（われら）

はげめ　心（こころ）を一（ひと）つに

明（あか）く清（きよ）し　われらが群馬（ぐんま）

三、

東亜（とうあ）の空（そら）に　輝（かがや）ける

躍進（やくしん）の国（くに）　日本（にっぽん）の

真中（まなか）に在（あ）りて　日（ひ）に進（すす）む

新世（しんせい）の民（たみ）　いざともに

国（くに）に報（むく）いん　今（いま）ぞその時（とき）

すすめ　輝（かがや）く前途（ぜんと）に

希望（きぼう）に満（み）てり　われらが群馬（ぐんま）

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• 底本：後藤重樹『群馬県音楽の歩み』(みやま文庫、1965年), p181
• 原文は旧字・旧仮名遣い。