『李衛公問対』(りえいこうもんたい)は、中国の兵法書。全三篇。『唐太宗李衛公問対』『唐李問対』とも。武経七書の一つ。唐代末から宋代にかけて
李靖の事績を知る者の手で編纂されたと考えられる。李世民(
唐太宗)と李靖(李衛公、字は薬師)が歴代の兵法と兵法家、将軍や宰相などの人物を話題にする形で話が進んでいく。討論の内容は太公望の六韜、
孫子、
呉子、黄帝、
司馬穰苴、張良、韓信、曹操、諸葛亮、馬隆、李世民、李靖らの兵法や、歩兵・騎兵・戦車の使い方、八陣・六花・五行の陣法など。—
ウィキペディア日本語版「
李衛公問対」より。