朝鮮王朝実録/1849年/7月15日/4

日本語訳

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大司憲李景在上疏:前正言姜漢赫、掌令李廷斗の疏本を見ると、国全体がみな憤慨して王法に宜当しないものを誅するべきとあります。ああ!趙秉鉉の千罪万悪は去年にも台閣の評論でも即断案が提出されており、尹致英は狡賢い習性となっています。



返答:

原文

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大司憲李景在, 疏略曰:“卽伏見前正言姜漢赫, 掌令李廷斗疏本, 則擧國之同憤, 王法之當誅。 噫嘻! 趙秉鉉千罪萬惡, 年前臺評, 卽渠斷案, 尹致英則奸狡根性, 慧黠成習。 惟我大行大王, 顯示疏遠之意, 而猶不自悛, 公肆噴薄, 擧世之戟手, 識者之寒心久矣。 至於掌憲所論, 卽麤鹵無恥之武夫耳, 誠不足滋筆擬議, 而惟彼李應植、申觀浩輩, 俱以韎韋, 敢執朝權, 觀浩則曲徑納醫, 已犯罔赦之案, 和室製藥, 焉逭無將之律。 苟究其源, 事由於李能權金鍵之最先作俑, 瓦相推詡。 應植則廼者奉迎之日, 和建撥騎, 失送撥騎, 失於陪衛, 意有難測豈特駭惡而已哉? 亟允兩臣所請焉。 昨年徐相敎之論金興根也句, 語中有云之 ‘伺察宮闈, 顯有締結之跡,’ ‘宮闈’ 二字, 旣犯莫嚴之地, 締結云者, 自干誣逼之科, 主張者致英也, 指使者致英也。 臣謂尹致英、徐相敎, 竝令王府, 拿鞫嚴覈, 亟正典刑。”批曰: “諸人事, 何必如是張大? 下款所論, 於渠何責, 歸之沒覺可也。”


【太白山史庫本】1本1巻7章B面

【影印本】48本550面

先代:
1849年7月15日第三項
朝鮮王朝実録
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次代:
1849年7月15日第五項